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(回答先: Re: ロンドンで食ったもので一番うまかったのがマクドナルドのハンバーガー!(爆) 投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2005 年 7 月 06 日 21:47:35)
玉村豊男著 ロンドン旅の雑学ノートより抜粋 p168〜p170
たとえ英国料理が口に合わなかったにしても、ロンドンでの旅行者は、パリでフランス料理が口に合わない旅行者よりずっと幸福である。
こういっては語弊があるかもしれないが、ロンドンでは英国料理よりもむしろ外国料理(ただしフランス料理を除く)のほうがウマイといってもいいくらいだからだ。
たとえばインド料理、中国料理、タイ料理、アラブ料理、ギリシャ料理、トルコ料理、ペルシャ料理、アルメニア料理・・・・・・いずれも本国人が本国風にやっている本格的なレストランがある。
ひとつには英国人が味覚に関して寛容であるためと、また実際に多くの外国人がロンドンには住んでいて本国人だけを相手にした店がやっていけることとで、ロンドンの外国料理店、英国人の舌に迎合することなく本場と変わらぬ味覚を保っているといえる。
これはうれしいことだ。
ピカデリー・サーカスに隣接するソーホーSOHO界隈は外国料理店が集中していることで知られているけれども、その入り口に近いあたりは中国料理屋ばかりか中国床屋や中国映画館まである中国人街で、小さな汚い店にはいりこんでまずオヤジが大きな包丁でトントンと切ってくれる焼き豚か焼き鴨で一杯、ついで小さなどんぶりで麺か粥などを中国人に囲まれて食べていると、まったくロンドンというよりは香港にいるような気分になってくる。
もちろん味は本場ものだ。
インド料理も、かつての宗主国だけあってバラエティー豊か。
宮殿のような豪華レストラン(カレーに添える薬味が数十種類も巨大なワゴンにのせられてやってくる)から、目立たない薄汚い、インド人の客ばかりが本式に指だけを用いて食事をしている−それだけに純粋にインド風の味付けのカレー料理やタンドリ(つぼ焼き肉)を食べさせる安くてうまい店もある。
そのほかアラブ料理店もユダヤ料理店も、またペルシャ(イラン)料理店もアメリカ風ハンバーガー屋も、ここロンドンではたがいに平和的に共存しているから、旅行者はきわめて自由に各国の味を味わうことができる。
(たとえ英国料理はマズイとしても)、ロンドンは訪ねて飽かぬ食都である。
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ロンドンには長くいたけど、あんなに食い物に不自由しなかった都市もない。
小腹がすいたらフイッシュ・アンド・チップス、ビールの肴にはドネルケバブ、今晩は料理するのが面倒だとなれば、街のいたるところにある中華のテイクアウト(英国ではテイクアウエイと言います)。
カリブ風焼き鳥屋なんてのもあって、ありゃあ美味かった♪
なんでまたロンドン行ってマクドナルドなんか・・(爆)