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http://www.asahi.com/national/update/0705/TKY200507050306.html
防衛庁は5日、イラク南部サマワで4日午後(日本時間5日未明)、陸上自衛隊の宿営地周辺で爆発音がし、宿営地内に1発の砲弾が着弾した、と発表した。宿営地周辺でも、4発が着弾した跡を見つけた。
同庁によると、迫撃砲やロケット弾による陸自宿営地を狙ったと見られる攻撃は今回で10回目。最近の4回はいずれも宿営地内に着弾している。また、先月23日には陸自車両を狙った遠隔操作による爆発事件が起きており、精度の高い攻撃が次第に増えてきた形だ。
防衛庁によると、派遣部隊が5日早朝から宿営地内を捜索したところ、居住施設から離れた空き地で直径約10センチの着弾跡を発見。砲弾は土の中に埋もれており、爆発した形跡はないという。着弾地点の状況から迫撃砲とみられる。砲弾の種類の特定や信管がついているかどうかなどは、今後掘り起こして調査する。
宿営地周辺にも計4発の着弾跡があるのを陸自の無人ヘリで確認した。イラクの治安当局や多国籍軍が捜索するという。
派遣部隊は、陸自車両を狙った爆発事件を受けて宿営地外での復興支援活動を自粛し、警戒を強めていた。防衛庁は「自衛隊を標的にした攻撃の可能性が高い。犯人像の特定や背景などを早急に調査する必要がある」(幹部)としている。