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□USAトゥデイ創業者:「ブッシュは嘘つき」 [暗いニュースリンク]
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/07/usa_fc52.html
07/04/2005
USAトゥデイ創業者:「ブッシュは嘘つき」
第二次大戦の退役軍人で、米大手新聞社USAトゥデイの創業者アル・ニューハースが、昨年末に引き続き、また紙面で大統領を大批判。以下にそのコラムを全文翻訳して掲載。(参照過去記事:USAトゥデイ創業者:「早急にイラクから撤退せよ」)
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2004/12/usa.html
「イラク問題にもウォルター・クロンカイトが必要だ(What Iraq needs is a Walter Cronkite)」
アル・ニューハース:2005年6月30日付けコラム
http://www.usatoday.com/news/opinion/columnist/neuharth/2005-06-30-neuharth_x.htm
今週、ブッシュ大統領はテレビ放送で、またしてもイラクの状況が問題ないと装った。40年前のリンドン・ジョンソンとベトナムを思い出させる事態だ。
イラクとベトナムの最も重大な相似点は、民主・共和両党の大統領が、戦時下で国民にウソをついたことだ。皆さんの記憶を呼び覚ますために、我が国がいかにしてベトナムの泥沼から抜け出したか以下に示そう。
*CBSテレビのアンカーで、『アメリカで最も信頼された男』ウォルター・クロンカイトが、1968年のベトナム視察を終えて、こう宣言した。「これ以上、この戦争を正当化する理由はない」
*ジョンソンは嘆きながら側近に言った。「クロンカイトを失うなら、アメリカを失うのと同じだ」ジョンソンは2期目を断念すると表明した。
ベトナムとイラクの致命的な違いは、クロンカイトのような、ブッシュの虚勢を批判する人物がいないことだ。強力で、信頼のおける、党派を超えた意見が欠落しているせいで、あまりにも多くの国民が盲目的にブッシュに追従している。火曜日の全国放送で、執拗にイラクを911テロと関連づけながら、またしてもブッシュは国民の目を塞ごうとしている。そのようなやり方は、サダム・フセインが大量破壊兵器を所有しているという開戦前の不信な主張と同じくらいの偽りに満ちている。
個人的に戦争を体験している我々のような世代の大半は、この偉大なる国家に命を賭ける価値があると強く信ずる。私の机の後ろの壁にある、第二次大戦時代の青銅星章と戦闘歩兵章が、毎日それを思い起こさせてくれる。
それらの記憶は、戦争が地獄であることも知らしめてくれる。それゆえに、我々は兵士達を必死で助けるべきだし、彼等の命を危険にさらすには正直で正当且つ高潔な動機が必要なのである。
以上の理由から、イラクに駐留する兵士を助ける最良の方法は、彼等を故郷に戻すことであると私は確信している。早いに越したことはない。
(以上)