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イラク前線にいる米兵達が”口に出せない”それぞれの思いをラップのリズムにのせてダイレクトに表現しはじめた
待ち伏せ攻撃、仕掛け爆弾、死体の山。バグダッドでの任務について早々、戦争の現実を思い知らされた二ール・サンダーズ軍曹に迷いはなかった。この市街戦の現実をラップで歌おう。こいつは俺にしかできない使命だ...。
サンダーズは給料をため、キーボードやデジタルミキサー、マイクロホンなどを砂漠の戦場に送ってくれる業者を探し出した。簡単な小屋を自分で建て、防音用に安物のマットレスを張ってスタジオにし、集めた機材を入れ、第112機動部隊のメンバーを招いてセッションを開いた。
サンダーズと仲間は【4th25(フォース・クォーター)】と名乗り、アルバム【Live From Iraq(ライブ・フロム・イラク】←彼らのPVを作った。
荒削りのサウンドだが、口には出せない兵士の思いが伝わってくる。
「家に電話して、ママにドアが爆弾で吹っ飛ばされたなんて言えない」と、サンダースが言う。
『ここの(イラク)の現実がどんなものなのか誰も話そうとはしない。テレビに出ている偉い人たちも俺達のために喋ってはくれない。だから俺達がみんなの思いをぶちまける」と最後に語った。
ジミー・ヘンドリクスやジム・モリソンの音楽がベトナム戦争に重なるように、ラップはイラク戦争を象徴するサウンドになろうとしている。ベトナム戦争と根本的に違うのは、新しい電子機器のおかげで、今の兵士たちは故国で大量生産された音楽を聴くのではなく、自分達で音楽を作り出せることだ。
それに、アメリカから来るラップは甘すぎで、砂漠の兵士にはもの足りたい。
話はまだまだ続きますが、後はニューズ・ウィークをご購入ください。
▼New World Orderを語るジョージ・ブッシュ
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▼小泉のラップソング
http://www.asyura2.com/0502/senkyo9/msg/999.html