★阿修羅♪ > 戦争71 > 665.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
【モスクワ=古本朗】中央アジア・ウズベキスタンのカリモフ大統領と、ロシアのプーチン大統領は28日、モスクワ郊外で会談し、カリモフ氏はプーチン氏に「命を託せる人物」と最大級の賛辞を贈った。
強権指導者で鳴る両者が連帯を強調した格好だ。非公式データでは、1000人以上もの死者が出たとされるウズベキスタン東部アンジジャン市の暴動鎮圧事件について、カリモフ氏は会談で、暴動は民衆の反政府行動ではなく、政権転覆を狙う西側の陰謀で発生した、と主張。
プーチン氏は、露情報機関も、事件前にイスラム過激派が、アフガニスタンから侵入した事実をつかんでいた――と語り、カリモフ政権の立場を支援。インターファクス通信によると、カリモフ氏は翌29日、プーチン氏を「こういう人になら命も託せる」と絶賛した。
(2005年6月29日23時41分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050629id22.htm
ロシア大統領、ウズベク政権を支持・カリモフ大統領と会談
【モスクワ=古川英治】ロシアのプーチン大統領はモスクワを訪問中の中央アジア・ウズベキスタンのカリモフ大統領と28日夜会談し、5月に同国東部で起きた反政府暴動の武力制圧で欧米の批判を浴びる大統領を支持する姿勢を示した。暴動は「国外で訓練されたイスラム過激派によるテロだった」との見方を共有し、軍事面を含む協力の強化を確認した。
カリモフ大統領は会談で「暴動は政権転覆を狙う国外勢力により周到に計画された作戦」、「西側のメディアは作戦を事前に知っていた」と述べ、欧米による介入をも示唆した。これに対し、プーチン大統領は「我々はアフガニスタンからウズベクに武装勢力が侵入したとの情報を確認した」と応えた。 (21:43)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050629AT2M2901Y29062005.html
ロシア、ウズベク政権を擁護 首脳会談、軍事協力を強化へ 2005/06/30 07:13
【モスクワ29日藤盛一朗】ロシアのプーチン大統領とイワノフ国防相は二十八、二十九の両日、モスクワを訪問中のウズベキスタンのカリモフ大統領と相次いで会談した。ロシア側は、ウズベク東部アンディジャンで五月に起きた反政府暴動と流血について、同国政府を強く擁護。イワノフ国防相は今夏、旧ソ連崩壊後初となる両国の共同軍事演習を行い、軍事協力を強める方針を表明した。
プーチン大統領は「アフガニスタンのキャンプで訓練を受けた武装集団が侵入したという情報を確認する」と述べ、国外のイスラム武装勢力の組織行動によって暴動と流血の事態が引き起こされたとするウズベキスタン政府の主張を支持した。
イワノフ国防相は、同国の軍・治安機関が集会に集まった非武装市民に無差別発砲して数百人が犠牲になったと非難されている問題について、「平和なデモ隊が銃撃されたと主張するのはばかげたことだ」と言明。欧州連合(EU)や米国が国際機関による調査を要求しているのと対応の違いを際立たせた。
国防相はさらに「独立国家共同体(CIS)の域外にテロリストの基地があり、不安定化を狙って密使が送り込まれている」と強調。共同軍事演習などを通じ、ウズベキスタンと連携を強める考えを示した。
カリモフ大統領は、ロシアの対応を評価。一九九九年にCIS集団安全保障条約を脱退するなど独自色を強めてきた同国が、親ロシアの方向に外交政策のかじを切る可能性を示唆した。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20050630&j=0026&k=200506305766