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06/29 17:17 生物テロ論文曲折経て掲載 米科学アカデミー
【ワシントン29日共同】テロリストに悪用される懸念があると
の米厚生省の指摘を受け、一度は掲載が見合わせられていた生物テ
ロ関連の科学論文が、米科学アカデミー紀要(電子版)に二十八日
、予定より約一カ月遅れで掲載された。同誌は論説で「テロ対策に
有用と判断したため」公表に踏み切ったと説明している。
論文はローレンス・ウエイン教授ら米スタンフォード大チームが
、神経まひなどを起こすボツリヌス毒素が米国の牛乳に混入される
危険について詳しく検討し、検査法の開発をはじめ政府が取るべき
対策を提言した。
本来は五月末に掲載予定だったが、厚生省が「内容が詳し過ぎる
」と、発行元の米科学アカデミーに掲載中止を求める書簡を送った
ため、アカデミーが再度、内容を検討。その結果、テロリストの攻
撃を容易にする新たな情報を提供するものではないと判断した。
ボツリヌス毒素は、天然痘ウイルス、炭疽(たんそ)菌と並び、
生物テロへの悪用が警戒されている。米国では二〇〇一年の中枢同
時テロや、郵便を使った炭疽菌テロ事件以降、政府がこうした分野
の研究情報の公表に、懸念を示す事例が増えている。
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[2005-06-29-17:17]