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06/26 20:38 首都機能を分散化 ミャンマー、軍司令部も
【ヤンゴン26日共同】ミャンマーの軍事政権が国内情勢の不安
定化に備えて、首都機能の分散と国軍の第二司令部建設を進めてい
ることが二十六日までに分かった。雨期明け後の十月には一部省庁
の移転を開始する予定とみられる。
外交筋などによると、予定地は首都ヤンゴンの北方約三百二十キ
ロのマンダレー管区ピンマナ。情報省、エネルギー省、林業省など
五省庁を移す計画で、有事にヤンゴンの国軍司令部が機能しなくな
った場合を想定して第二司令部も建設する。
既に建物など施設は完成、新空港の建設にも着手しているとされ
る。国民にはまだ正式に発表されていないが、一部の政府職員は既
に通告されたという。
計画の背景には、国内情勢の不安定化に対する軍政の強い警戒感
がある。外交筋は「国民の反政府行動に軍や官僚の一部が同調する
事態を恐れているのではないか」と指摘する。
一部では「米軍の攻撃を前提とした首都、国軍機能の分散」との
見方もある。海岸に近いヤンゴンは侵攻されやすいとの憶測だが、
軍事関係者は「空爆能力や巡航ミサイルなどが発達した現状ではあ
まり関係ない」としている。
ヤンゴン市民の間では、著名な占い師が「二〇〇五年に権力抗争
が激化し、現政権が分裂すると警告した」といううわさが流布。こ
の占い師の助言に従って、軍政指導部が首都機能の分散を進めてい
るとの見方まで広がっている。
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[2005-06-26-20:38]