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2005.06.28
Web posted at: 12:24 JST
- CNN
(CNN) CNNは27日、USAトゥデー紙、ギャラップ社との共同世論調査結果を発表し、ブッシュ米大統領の「不支持率」が過去最高の53%になったと明らかにした。
調査によると、ブッシュ大統領の仕事ぶりを支持しない人は53%、支持する人は45%だった。統計上の誤差は±3ポイント。
不支持率53%は、ブッシュ氏が就任した01年1月以来、最も高い数値。また支持率45%も、今年3月末と並ぶ最低の数値となった。支持率と不支持率の差が8ポイントも開いたのは、ブッシュ政権中初めて。
ブッシュ大統領は28日にも、イラク政策について演説する予定だが、イラク戦争の遂行を支持すると答えた人は40%で、5月末の同様調査と代わらず。不支持は58%で、5月末から2ポイント上がった。
ブッシュ大統領の不支持率上昇につながっているのは、イラク戦争だけではない模様で、とりわけ社会保険改革については、支持率31%に対し、不支持率が64%にも上った。
エネルギー政策については、支持率が36%、不支持率が53%。医療問題については、34%が支持、59%が不支持だった。
一方、テロ対策については、55%が支持し、41%が不支持だった。
共同世論調査は24〜26日にかけて全米1009人の成人を対象に、電話で行った。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200506280007.html
「イラクでの犠牲、米の安全に不可欠」 ブッシュ大統領
2005.06.29
Web posted at: 10:48 JST
- CNN
ワシントン(CNN) 連合国暫定当局(CPA)からイラク暫定政府に主権移譲されてちょうど1年の28日、ブッシュ米大統領は国民に向けた演説で、イラクで米国民が払っている犠牲は、「この国の将来の安全保障のためには不可欠なもの」で、「それだけの価値があるものだ」と述べ、理解を求めた。CNNの世論調査などでは、イラク駐留に対する国民の支持率が低下し続けている。
ノースカロライナ州の米軍基地フォートブラッグで兵士たちを前にしたブッシュ大統領は、イラク撤退の時期を区切るべきだとする主張に反論し、「実体の伴わない予定表を作ると」イラク市民と武装勢力、米国民に「誤ったメッセージを送ることになる」と述べ、「われわれは必要とされる限りイラクに留まり、それ以上は1日たりとも居残らない」と従来の主張を繰り返した。
大統領はさらに、武装勢力鎮圧のため米軍を増派すべきとの意見については「米兵の増派は、この戦いはイラク人が主導すべきものだと促したい我々の戦略を損なうものだ」「米兵の増派は、まるで米国がイラク駐留をいつまでも続けるつもりだと取られかねない。われわれはイラクが自衛能力を確保し、米軍が撤退できるその日のために働いているのだ」と反論した。
一方で大統領は、イラクで米国がやるべき仕事はまだまだたくさんあると主張。イラクでの仕事は「つらくて危険なものだ。米国民の決意のほどを試すような大変な事態も訪れるだろう。国民と同様、私も連日のように暴力を流血の映像を目にしている。こんな思いをする価値があるのかと、多くの米国民は疑問に思っているだろう。しかし、それだけの価値はある。そしてこの国の将来の安全保障のためには不可欠なことだ」と強調し、「テロリストは米国をよく理解していない。米国民は、脅迫に屈したりしない。そして自分たちの将来を、自動車爆弾犯や暗殺者が左右することなど、決して許したりはしない」と国民を鼓舞した。
CNNが27日に発表した自社とUSAトゥデー、ギャラップ社との共同世論調査では、大統領によるイラク戦争の遂行ぶりを支持する人は40%、支持しない人は59%で、5月の前回調査から2ポイント増えていた。一方で、大統領のテロ対策への評価は、55%が支持で41%が不支持だった。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200506290002.html