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□ラムズフェルドの武装勢力との接触はイラク撤退の露払いか? 穏健派イラク人の視点 [アラブの声ML]
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/665
ラムズフェルドの武装勢力との接触はイラク撤退の露払いか? 穏健派イラク人の視点
27日付のアルジャジーラ・ネット(アラビア語電子版)が伝えた。
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イラクのイスラム法学者機構のムサンナ・ダーリー広報部長(ハーリス・ダーリー書記長の長男)は本紙に、「数ヶ月前に米軍とイラクの抵抗勢力の一部の集団とが、抵抗勢力とのコネを持つ一部のイラク人政治家を介して対話した」と語り間接的な接触を示唆した。
「一部の対話は電子メールで行われた。対話は通常イラクの諸都市に居る米軍司令官たちと、同じ諸都市の抵抗勢力と集団とで行われる。対話の結果、約1ヶ月前に米軍はラマーディーの包囲を解いた」
イラク国家設立会議(全民族、宗教、宗派組織を集めた穏健な反占領統合組織)のジャワード・ハーリシー事務局長(代表)は、「米国議会での一連の出来事は、米国民からイラク撤退を求める声を上げさせることを狙った劇の一幕に過ぎない」と語った。
政治観察者たちは、米国が模索しているのはイラクの泥沼からの名誉ある撤退だと見ている。イスラム法学者機構の海外担当広報官のムハンマド・クバイシは、「米国には2選択肢があるが、どちらも苦いものだ。駐留を継続すれば、毎日蒙る被害で米国のイメージがますます崩れるし、イラクから突然に完全撤退すれば、世界最強国家との姿は破壊される」と語る。
ダーリー広報部長は、「抵抗勢力が提案する幾つか合理的な解決策の中には、先ず米軍がイラクの諸都市から撤退し、その後完全撤退の日程表を発表するというものがある」と語った。
クバイシは「提案の中には、国連軍が撤退する米軍に代わるとか、1年間の移行政府を作り、その間に国連が監督する選挙を実施するというものがある」と語った。
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/67A084C0-112A-422B-9778-6BD8F5BBB62A.htm
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上記は穏健派の代表的意見で、抵抗勢力のそれとは相当な隔たりがある。大部分の抵抗勢力は米軍との接触そのものを真っ向から否定している。
最近バグダード大学が実施した世論調査によれば、ジャーファリー政権を信頼するイラク人は1月の選挙後の85%から45%へと激減している。
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アラブの声ML 齊藤力二朗
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