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□イラク戦争開始前の極秘空爆、米空軍司令官が認めていた [暗いニュースリンク]
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/06/__e468.html
06/27/2005
イラク戦争開始前の極秘空爆、米空軍司令官が認めていた
「だからつまり・・・私達は軍隊を使いたくはなかったんですよ。誰だって、軍隊を戦闘に派遣したくありませんよ。それは最後の選択肢ですからね」
And so it's -- look, both us of didn't want to use our military. Nobody wants to commit military into combat. It's the last option. (テキストは公式記録そのまま)
---ブッシュ大統領、ブレア首相との共同記者会見で、ダウニングストリートメモ疑惑について聞かれて発言(2005年6月7日)
http://www.whitehouse.gov/news/releases/2005/06/20050607-2.html
ブッシュ・ブレア両政権を追い込みつつある英サンデータイムズ紙の6月26日付け最新スクープを、以下に全文翻訳して掲載。(記事中リンクは訳者による)
今回のスクープ記事は在米ブロガーで、極小ニュース企業Raw Storyのラリーザ・アレクサンドロウナ(Larisa Alexandrovna)記者の投稿がきっかけであったらしい。(ところで、米空軍司令官が開戦前のイラク飛行禁止区域での極秘空爆を説明しているという件は、 World Socialist Web Site2003年7月24日付けの報道でリークされており、すでに違法性が指摘されていた)
日米大手メディアではほとんど報道されていないが、ダウニングストリートメモを基点に、英米世論はブッシュ・ブレア弾劾に動きつつある。
ブッシュに勝るとも劣らない怠け者ライバル、ジョン・ケリー議員は、上院情報調査委員会に対し、ダウニングストリートメモに関する調査を求める手紙を書いたが、それにはケネディ議員をはじめ民主党の著名議員達も署名している。今後、イラク開戦をめぐる独立調査委員会の設置をめぐり、ワシントン周辺は大いに揉めることになるだろう。
メモ内容の真偽についても、例えばブレア首相はテレビのインタビューで、「ブッシュ政権はイラク戦争に向けて情報操作をしている」とMI6長官が発言した会議があったことをウッカリ認めてしまったし、米ワシントンポスト紙もメモに書かれた内容が事実であるとすでに確認している。
ところで、日本政府は米国の違法行為---大量破壊兵器情報の捏造、国連決議前の大量爆撃など---についてどこまで知っていたのだろうか?日本の報道関係者にも、そろそろ官房長官に簡単な質問をするべきではないか。
空軍司令官、極秘空爆を認める(General admits to secret air war)
マイケル・スミス記者:英サンデータイムズ紙2005年6月26日付記事
http://www.timesonline.co.uk/article/0,,2087-1669640,00.html
イラク侵攻が開始される9ヶ月前の2002年中旬から、イラクに対して英米両空軍が極秘の空爆を行っていた事実について、イラク戦争で空軍を指揮した人物が、米英両国の政府関係者への報告会の際に認めていたらしいことが明らかになった。
イラク戦争での教訓を説明する場で、マイケル・モーズリー中将が話した内容によれば、公式に戦争が開始される以前の2002年から2003年初頭に、英米両空軍は2万1,736回出撃し、『注意深く選択された標的』391箇所に対して600以上の爆弾を投下していたという。
連合軍による9ヶ月間の爆撃について、連合軍側が勝利する「基盤作りのため」とモーズリー中将は言った。イラク側による長期にわたる砲撃の中で連合軍が戦争を開始することがないようにということである。
もしこれらの爆撃が、イラク北部・南部の飛行禁止区域における保安維持上の必要限度を超えていた場合、ブッシュ大統領とブレア首相の両者は、違法行為を行っていたという批判にさらされることになる。
モーズリー中将の発言は、サンデータイムズ紙により暴露された戦時内閣の会議記録が記す「(フセイン政権への)圧力行為を急増」という記述から、連合軍によるイラク南部への爆撃を増加させているという報道の後で表面化した。
2003年7月17日、ネブラスカ州ネリーズ空軍基地における説明会においてモーズリー中将が話したところでは、爆撃はイラク南部の飛行禁止区域のパトロールを装って実行されたという。表面上の目的は、少数民族を保護するためであったとのことである。
サンデータイムズ紙によって暴露されたメモには、ブレア首相とジャック・ストロー外相、ジェフ・フーン(当時の英国防長官)、参謀総長マイケル・ボイス卿が同席した会議内容を記した記録には、米軍が爆撃を実行している事実が記されていた。
しかし、モーズリーの発言と、2002年度にイラク南部に投下された爆弾の量は、英国空軍も米空軍同様に、爆撃に際して多大な役割を担っていた事実を示している。
モーズリーの説明内容は、戦時下にある米国でさらなる懸念材料となる。最新調査によると、今では米国民の60%がイラク戦争を誤りと思っている。