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米国防長官:
イラク武装勢力抵抗、最終的な鎮圧はイラク人
【ワシントン和田浩明】ラムズフェルド米国防長官は26日、米FOXテレビで、イラク武装勢力の抵抗に関し「何年も続く可能性がある」と語り、最終的な鎮圧はイラク人が行うことになるとの見通しを示した。たとえ武装勢力の攻撃が続いていても駐留米軍の撤退を始める方針を示唆したもので、米国内で高まるブッシュ政権の対イラク政策への批判に配慮したものといえる。
ラムズフェルド長官は、一般論として「武装闘争は5〜12年も続くものだ」と指摘した上で、イラクでの武装勢力を鎮圧するのは外国の軍隊ではないと説明。米軍などの役割は「イラク国民と治安部隊が反乱に勝利する環境を作り出すことだ」と語った。
一方、イラク移行政府と米政府の関係者が、イスラム教スンニ派の武装勢力と面会、新政府への参加を打診しているとの報道に関し、長官は継続的な接触を認めたが、「イラクは主権国家。米国の役割は支援だ」と語り、イラク移行政府側が主導権を取っていると強調した。
また、長官は保守強硬派のアフマディネジャド・テヘラン市長が勝利したイラン大統領選について「まがいもの」だと主張し、「1000人以上が立候補を希望していたのに許可されなかった。強硬派が当選したのは驚くにあたらない」と語った。
さらに、アフマディネジャド氏については、「よく知らない」と前置きし、「背景資料を読んだが、民主主義の友人ではない。自由の友人でもない」と断言した。
毎日新聞 2005年6月27日 10時51分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20050627k0000e030018000c.html