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以下引用
戦慄のイラクから脱走する傭兵の実録 傭兵の食事は麻薬入り
齋藤昭彦氏が殺害されたことで注目を浴びたイラクの傭兵だが、26日付けのバスラ・ネットは、傭兵が国外に脱出する模様を友人から直接聞いたアブー・ガイス氏の投稿を掲載した。
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イラク人は、数千ドルの給料でイラク開放のためと称して米軍と一緒にやって来た異教徒の傭兵を売買することを生活の糧にしている。この給料もイラクの石油や世界の銀行に預金されていた外貨を盗んだものだが、神様が傭兵たちから取り戻してくださった。
本当のアメリカ人を警護するために人間の盾としてイラクに来た傭兵は、殺されても、遺体が家族に受け渡されることは決して無く、写真でご存知のように遺棄されたり、「謎の墓地」となった集団墓地に埋められた。そこで、数千ドルの報酬で傭兵密輸ビジネスが始まった。
乗り合いタクシーでイラク南部のある州からバグダードに向かっていた時のことだと、友人は語りはじめた。
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ベドウィン(アラブ遊牧民)の服装をした突然道路を立ち塞いだので運転手は危うく轢くところだった。停車すると彼らは恐ろしく下手糞なアラビア語でわめきながら車に強引に駆け込んだ。「お願いだからあなた方の国で我々を待ち構えている死神から救ってくれ」と叫びながら、手にした大量のドル札を運転手に投げ出した。
「ソーリー、ソーリー。あなた方の富を略奪するために、数千ドルで我々を釣るという安手の手段で、貴国に対する卑劣な戦争に奴等は我々を嵌めたのだ。奴等はこう言った。『これは戦争ではなく、民衆を殺戮し、世界を丸ごと破壊しようとした暴君からイラクを開放するのだ』と。だがイラクで見たものは正反対で、イラクの民衆は我々を嫌っており、奴らが主張する開放も望んでいないということだ。我々は毎日数百人を殺している。以前脱出に成功した同僚たちのように我々5人も、イラクから一刻も早く逃げ出すことに決めた。これが所持金の全てだ。これで助けてくれ。プリーズ、プリーズ」
「断るなら、この場で自殺する。アメリカ人は我々が戦闘で持ち堪え、より勇敢になるように、食べ物に麻薬を入れている」
札束を勘定したら5万ドル以上もあった。魅力ある金額だ。そこで私は運転手に、抵抗勢力が利用するために彼らを引き渡すよう提案した。彼らはアメリカ人ではなくブラジル、メキシコ、チリなど南アメリカ人だった。彼らの身なりや精神状態に我々は心を痛めた。レジスタンスとかムジャーヒディーン(聖戦士)などの言葉を発すると、飛び上がって恐れた。
そこで彼らを助けることに決め、「イラクか外国の正式書類がないと、イラク北部に連れて行けない」と教えてやり、偽造書類が出来上がり、イラク北部に連れ出し、この分野の専門家となったクルド人密輸請負業者に引き渡すまでの数日間、彼らの安全を守った。
そしてバグダードに戻り、ドル札を分配した。私は3年間も無職だったが、神様が異教徒をイラクから密輸するという生活の糧を与えてくださった。彼らから受け取った金額はさて置いて、傭兵たちは将来勇敢なる抵抗勢力の大使のような役割を果たし、侵略軍が蒙った破滅状況を人々に話し、イラクの事態を掌握しているとの彼らの嘘を暴くであろうと考えた。そのため、彼らをイラクから逃がす手助けをしようと決めたのだ。
何百人もの彼らの同僚が同じ方法での脱出を望んでいる。(笑いながら)神様が別の異教徒を恵んでくれるのではと期待して、我々は毎日彼らが居る場所を巡回している。
http://www.albasrah.net/ar_articles_2005/0605/ghait2_260605.htm
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傭兵に限らず正規兵まで脱走していることはしばしば報じられている。
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【短報】
*英国国内情報機関長官:70人の英国人ムスリム青年が占領軍と戦うためにイラクに行き抵抗勢力の戦列に加わる うち3人以上が戦死 「英タイムズ」
*イラクのヒートでイスラエルの旅券を所持する3人の外国人首無し遺体発見 イスラエルの遺跡、歴史とし専門企業ターミーム・ロボ社の社員と判明 「im]
*治安筋の高官:レバノンの元共産党書記長ハーウィーの爆殺に使われた爆弾は、新聞記者サミール・カシールやアハマド・ジブリールその他抵抗勢力幹部暗殺に使われたものでイスラエル以外は保有せず 「im」
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引用ここまで URL http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/658
コメント 傭兵たちの脱走が日常的に起こっていることはすでに情報として流されていましたが、専門的な「密輸業者」までがいるとなると、脱走の規模は相応に大きいものと見てよいようです。