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今後、自衛隊イラク派遣の延長を目的にして、自衛隊員等へのテロを警戒しなければならない。チェイニー発言の意味は深いだろう。
http://www.asyura2.com/0505/war71/msg/528.html
投稿者 新世紀人 日時 2005 年 6 月 25 日 16:46:25: uj2zhYZWUUp16
 

1.今回のサマワでの自衛隊への攻撃は、実際の攻撃主体は判らない。抵抗勢力の行いであれば判り易いのだが、他の場合についても考えておく必要がある。今後に起きる事件の為にもだ。
今回は犯行声明も出ていないだろう。これは、橋田さんと小川さんの事件と共通するし、奥さんと井ノ上さんの事件とも共通する。
米国から「自衛隊派遣」について期限切れの後の延長を求めてきた。またまた小泉は脅されるわけである。
今回の攻撃がたとえ別であるにしても、自衛隊員に対する本格攻撃を謀略的に行なって、テロへの憎しみを煽り立て、すでに近隣のチャイナ、北朝鮮への憎しみと警戒心を煽り立てた効果がかなり上がってしまっている現状に連動させて、自衛隊員の反撃としての発砲の現実化も目論み、「強い日本軍の復活をイラクで図りたい」との思いを国民の心に起こさせようとの謀略が起こされる可能性がある。大きな目的は日本の戦争への更なる巻き込みである。

2.スコット・リッター氏が「イラン攻撃」は既に始まっている、と警告しておられる。彼の発言を私は以前から高く評価しているので「信頼できる発言内容」と受け取りたい。
彼は「イラン攻撃」の「動機・隠された目的」について触れてはいない。
しかし彼は、彼なりのそれへの推測をし終わっている筈だ。そうでなければ、現実的兆候が認められても、あれほどの自信をもった発言はしないであろう。
「動機・目的」は下の方で詳述します。

3.チェイニーの「最後の山場」発言は、当然ながら米国内でも大きく批判を浴びている。彼は、その様に言わなければならない理由があるのであろう。
その理由とは、「中東での戦争の継続」であり、「中東地域に破滅的結果を招く事」ではなかろうか。例え方としては少し外しているだろうが、先の大戦末期の「本土決戦」の主張に似ている。苦戦していても戦争継続を主張するところは似ている。
しかし、チェイニー発言は信仰的には「終末論」によるであろうし、それは実は「救済論」でもあるのだ。彼の発言には「終末論、救済論」の現実的姿としてのプランが恐らく潜んでいる。

4.「共謀罪」の新設を目論む動きが国会で突然に再開された。これは、チェイニー発言に連動しているものと考える。
すなわち、「戦争の継続」に協力できる日本の政治体制を造り上げたいと考えてのものであろう。
日本をあくまで戦争に巻き込みたい動機には、彼らの「終末論、救済論」によっていると考える。日本は大変に迷惑しているのである。しかし、彼らに心の余裕を求める事は無理な相談だ。

5.田中宇氏が「シオニストとロスチャイルドの百年戦争」と言う刺激的評論を書かれた。ここでは、実は私も考えてきていた事を良く似た形の内容で書かれている。
勿論、見解の違いはある。しかし、なかなかの力作と評価したい。
シオニズムとフリーメーソンリーさらにイルミナティーとの関係を推測する上でも参考になる力作である。フリーメーソンリーとイルミナティーは今ではどの程度残っているかはわからない。何しろ、「イデオロギーの解体、消滅の時代」なのだから。
しかし、それはどうでもよい事なのだ。我々は歴史の進行方向さえ知っていればよいのであるから。
田中氏の論文もチェイニー発言やイラン攻撃準備さらに共謀罪新設さらに自衛隊派遣延長を示唆してしまっているものと私は勝手に深読みするのである。彼にその意図は無いであろうが。

6.チェイニー発言の奥に潜んでいるものは、「ポスト・シオニズムを探る動き」であろうと私は推測するのだ。
チェイニーがどれ程の歴史家、構想家であるかを私は知らない。恐らく彼は使用人として語らされているのだろうと考えている。
彼は「戦争を継続しなければならぬ」と言っているのだ。まるで、大戦末期のヒトラーやゲッペルスのようでもある。ドイツ国土はソ連軍と米軍に踏みにじられた。まるで沖縄のようである。中東をその様にしたいのだ。勿論イスラエルも安全ではいられないだろう。
しかし、その事が実は「お望み」であるとすれば、シオニストとイスラムとを戦わせたい訳であり、それによるシオニズムの衰退も望まれていると考えても、それに無理は無いであろう。イスラエルも成り行きに任せるということになる。さて、どうなるの?
ジョージ・ソロスや米国の団体によるウクライナや中央アジアの政治に対する介入には、実は「ポスト・シオニズム」としてアシュケナジー・ユダヤの故郷を安住の地にしたいとの思いによるものではないのかと考えている。そしてこれは、ヒトラーやナチスの「ユダヤ人問題の東方移住による解決」の構想に連動しているものと考えるのだ。
旧ソ連地域からイスラエルに移住したユダヤ人の多くがUターンする現状では、その様な構想が出てくるのは自然であろう。
アシュケナジーが故郷に戻った時に隣接するイスラム地域に警戒心と恐怖感を持つであろう。従って、イランやアフガニスタンを叩いておきたいということになろう。
米国の軍事力をこの為に使おうとし、日本にも「軍団司令部」を置いてまで協力させようとするのであろう。
しかし、先々アシュケナジーはユダヤ教から解放される事はあり得るのか? それを捨て去る事は出来るのか?
これも彼らにとっての先々の課題ではあろう。

「ポスト・シオニズム構想」は本質的には進歩が無いものである。所謂「転進」に過ぎないのだ。「この女がダメなら、あの女に乗り換えましょう」と言った程度の事でしかない。これでは「貴方が変らなければ、どんな女の人も逃げてゆく」と言うのが本当のところである。それでいて、必死に安住先を探している。
貴方達自身が変らなければ、何時までも「対立闘争の運命」から離れられない。
しかし、内心「失敗の解消・消滅」を図ろうとしているのであれば、周りは迷惑の掛けられっぱなしではあるが、若干の進歩はあると見なければならない。
日本を巻き込みたいのであれば、高飛車に出ても何の効果も得られはしないであろう。
軍事的に脅かすのではなく、「世界平和の為に軍事ではなく、知恵と構想で貢献してください」と頭を下げて頼むべきなのである。日本に高飛車に出れば、出た者の総ては「元寇の運命」に沈む。

7.「ホロコーストの嘘の暴露」や「シオニズムの源泉への論及と告発」や「ユダヤ謀略論への警戒」は、以上の様な文脈には良く馴染むものだろう。
告発と警戒心の喚起は、一定の水路や道路を用意するものである。
私はそれら三者の内容に疑問を唱えているのではない。
論理的整合性があるものは正しいであろう。
ただ、これら三者には役割も与えられていると見ても、その見方は無理なものとは言えないと考える。

平和と安定は戦争では得られないことを、宗教を動機とするの仕掛け人達は早く知らねばならない。さもないと、うらぶれ果てる事になる。
ここに書いた多くの部分は、「バルセロナから愛をこめて」氏が訳して紹介された元スファラディー活動家の手記の感想文に入れたいと考えていたものです。
現状の展開が急なので、先に書いてしまいました。

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