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イランの改革派ハタミ大統領の任期満了に伴う大統領選の決選投票が24日始まった。対米関係改善に意欲的な保守穏健派のラフサンジャニ最高評議会議長(70)と、「イスラム革命の価値」を強調し、欧米への警戒感を強める保守強硬派のアハマディネジャド・テヘラン市長(48)の対決。
内外の課題に直面するイランは、ハタミ大統領後の改革・開放路線の行方を決める重要な局面を迎えた。開票結果は、核問題をめぐって緊張している欧米との関係も大きく左右しそうだ。
決選投票は大統領選史上初。世論調査によると、市長が小差で優勢。ただ市民の間では、イスラム民兵組織であるバシジ(人民動員軍)出身を強調する市長が当選すれば「自由のない時代に逆戻りする」との恐怖感が広がっている。こうした反市長の動きが議長への投票に結び付くかどうかが勝敗の分かれ目になる。
第1回投票では改革派が、バシジによる票の不正操作を主張。最高指導者ハメネイ師は決選投票の適正な管理を求めた。
市長は、貧困層への富の再配分や汚職の一掃を訴え、バシジなどの固い組織票のほか、低所得者層や地方の住民の支持を獲得。一方、金権腐敗を指摘される議長は言論の自由を訴え、全世帯への国有企業株の譲渡を公約、低所得者層への食い込みを図ってきた。
投票は同日午後7時(日本時間同11時半)に締め切られる予定。(共同)
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■イラン大統領選 イラン革命翌年の1980年に初めて行われた。今回の選挙は9回目。15歳以上の国民の直接投票で実施される。任期は4年で、連続3選は禁止。2期8年務めた改革派のハタミ大統領は立候補資格がなかった。今回の選挙には、「ハタミ後継」を自任するモイーン元高等教育相ら改革派3人と保守派4人の計7人が立候補。改革派は第1回投票で上位2人に入れなかった。(共同)
(06/24 18:31)
http://www.sankei.co.jp/news/050624/kok056.htm
【ワヤクチャ】
この結果がどうなるかは結構大きいのじゃないでしょうか?
親米か反米かの選択になっているのではないでしょうか?