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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(22日)シャロン−アッバス会談は成果なし
★(23日)ガザで「愛の党」に激しい反発
★(24日)労働党が名簿不正のため選挙を延期
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2005年6月22日(水)
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*昨日エルサレムでシャロン首相と自治政府のアッバス議長が会談。ガ
ザ撤退協力や、ベツレヘムとカルキリヤの治安維持引継ぎについて合
意した。しかし、テロ対策では意見が一致せず。(H,P,I,7)
*ネゲブ北部のレバディームで列車とトラックの衝突事故。7人が死亡
し、195人が重軽傷を負った。トラックがなぜ警告を無視して列車
に突っ込んだのかはわかっていない。(H,P,7)
*ガザ撤退に反対する右派勢力は、今日、全国の交差点で実行する予定
だった交通妨害を中止。列車事故で報道が期待できないため。(H)
*国防軍がテロリスト殺害作戦を再開。ガザでイスラム聖戦の幹部に対
しミサイル攻撃を行ったが、殺害には失敗した。 (H,P,I)
*中国の李外相がイスラエルを訪問し、国会の外交防衛委員会で演説。
無人偵察機売却に関する米国からの苦情にはふれず、今後も防衛、経
済、文化などの面で両国関係を強化して行きたいと語った。(P,I)
*汚職で捜査を受けているアシュケナジのチーフラビ、メツゲル師がラ
ビ法廷の責任者を一時休職。「無罪は確信する」としながらも、不起
訴が決まるまで職務を自粛する考えを示した。(H,P)
*エルサレム近郊の防護壁建設裁判で、最高裁が建設を認める判決。イ
スラエルがすでに併合して自らの領土とした部分での建設であり、適
法であるとの判断を示した。(H,P)
*交通妨害を準備していた11人の入植者を警察が逮捕。廃屋に終結し、
忍者の使う手裏剣や撒き菱、釘などを準備していた。(H,P)
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2005年6月23日(木)
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*もしガザ撤退作戦中に攻撃を受ければ、パレスチナの民間人に死傷者
が出ても強力な反撃を行うとの方針をシャロム外相が表明。(P,I)
*イスラエルのガザ撤退後に、800人のエジプト警察が同国とガザの
国境地帯を警備することでほぼ合意。武器密輸を防ぐため。(H,I)
*世界シオニスト機構(WZO)とユダヤ機関(JA)の議長選挙が来
週に延期。この選挙では、シャロン首相がリクードの意向に反してシ
ャランスキー氏を支持したため、訴訟が起きている。(H,P,7)
*自治政府のクレイ首相と他の閣僚がナブラスのバラタ難民キャンプを
訪問したところ、一行に対して銃撃。犯人は最近イスラエルから釈放
されたテロリストと見られている。(H,P,I)
*ガザ北部で国防軍がイスラム聖戦のメンバーにミサイル攻撃。メンバ
ーは逃走したが、ロケット発射台は破壊された。(H,P)
*ガザ入植者のニツァニームへの集団移転計画に閣僚の間からも異議。
代替農地の価格などが入植者に有利すぎるとの理由による。(H)
*ヘブロンの父祖の墓をガザ撤退作戦中に閉鎖することを政府が検討中。
双方の過激派がテロで撤退作戦の妨害を図る可能性がある。(H)
*パレスチナの心理学者ヌラニ氏が「愛の党」を旗揚げ。「死や憎しみ
の文化をやめ、愛の力で勝利しよう」との呼びかけに「アメリカとシ
オニストの手先」「死にたいのか」等と激しい反発が出た。(P)
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2005年6月24日(金)
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*警察と軍が右派勢力の占拠するガザのホテルへの突入作戦を準備中。
しかし、突入作戦の情報が漏れたため作戦は一時延期された。右派勢
力は大量の武器を備蓄しているもよう。(H,P)
*労働党が党首選の延期を決定。党員名簿に大規模な不正があり、公正
な選挙のために徹底したチェックが必要になっている。(H,P)
*ベツレヘムの治安維持を来週に自治政府に引継ぐことを、モファズ国
防相が命令。現地ではすでに軍の撤収準備が始まっている。(H,P)
*ガザの入植地にある48の墓を掘り出してイスラエル領内に移すため、
国は家族と話し合えと裁判所が命令。しかし、遺族の同意が得られる
かどうかは予断を許さない。(H,P,7)
*兵士の命令不服従についてどういう立場を取るか注目されていた右派
ラビのエリヤフ師が「悔改めと祈りで撤退は阻止できる」と説教。ど
ちらとも取れる発言に、聴衆の間からは失望の声も。(H)
*エルサレム市が、来週に予定されている同性愛者のパレードを「市民
に混乱を招く」との理由で不許可に。しかし、パズピネス内相はエル
サレム市に許可を要請する考えを表明した。(H,P)
*多数の死傷者を出したレバディームでの列車事故で、回収された運行
記録の解析が進んでいる。現場は時速120キロの速度制限にもかか
わらず事故車は時速140キロで走行していたもよう。(H)
*ベングリオン空港の技術者がレイオフに抗議してストを決行か。もし、
ストが行われると空港の運用に大きな影響が出る恐れがある。(P)
*撤退作戦中は、全国の民間人に外出を控えるよう呼びかけることを警
察が検討中。右派の交通妨害による被害を抑えるため。(P)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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