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毎日【イラク情勢:武装勢力の威力衰えず 米中東軍司令官が証言】
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20050624k0000e030036000c.html
イラク情勢:武装勢力の威力衰えず 米中東軍司令官が証言
【ワシントン及川正也】イラク戦争を統括する米中東軍のアビザイド司令官(陸軍大将)は23日、上院軍事委員会の公聴会で、イラク情勢について「6カ月前より多くの外国人兵士がイラクに入り、武装勢力の戦闘能力も半年前とほぼ同じだ」と証言、武装勢力の威力が衰えていないとの情勢認識を明らかにした。
また、ラムズフェルド米国防長官は、連邦議会内で米軍の撤退時期を明確にするよう求める意見が強まっていることについて「それは間違いだ」と強い調子で否定。「戦争の行方を予測するのは不可能で、何の保証もできない」と強調した。
イラクで武装勢力の自爆攻撃が激化した5月の米兵死者数は今年最多の80人で、今月も同じペースで犠牲者が増えている。
公聴会では、イラク戦争について民主党から「泥沼化している」(ケネディ議員)などの批判が続出。共和党からも「世論は疑問を抱き始めている」(グラハム議員)などの疑念が示され、政府のイラク政策への厳しい世論を反映させた。
ケネディ議員は「辞職する時ではないか」とラムズフェルド長官に辞職勧告したが、同長官は「過去2回、(ブッシュ)大統領に辞職を願い出たが、受け入れられなかった。それ(留任)が大統領の要請だ」と述べ、辞任を否定した。同長官は昨年、イラク・アブグレイブ刑務所での米兵によるイラク人収容者虐待事件があった際、辞任を申し出たことがある。
毎日新聞 2005年6月24日 10時44分