★阿修羅♪ > 戦争71 > 452.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
Yahoo!ニュースからhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050621-00000004-ryu-okiより引用
「今こそ平和意識を」 3氏が戦後60年で提言
沖縄戦終結から60年を迎え、琉球新報社は20日、沖縄戦の実相と平和継承を考える座談会「戦後60年からのメッセージ―沖縄戦の実相と継承」を那覇市天久の琉球新報本社で開いた。座談会では青山学院高等部の入試問題などを例に「日本全体が平和や命の重さに、軽薄になっている」ことなど戦後60年の課題が指摘された。また「今踏ん張って、平和の発信力、戦争体験の証言をバックにした平和意識の形成が以前にも増して迫られている」など、戦争体験の継承の強化に向けた提言などがあった。
座談会には元ひめゆり部隊の生き残りでひめゆり平和祈念資料館証言員の宮城喜久子氏(76)と、沖縄戦での旧日本軍第32軍司令官・牛島満中将の孫で東京で平和教育を実践する小学校教諭の牛島貞満氏(51)、沖縄国際大学教授の石原昌家氏(64)が出席した。
青山学院高等部の入試問題で元ひめゆり学徒の証言を「退屈」と記述した問題で、牛島氏は「商売の人と同じと受け止めていないか。受け止め側に問題があり、知ろうとすれば話は聞ける」と指摘。また石原氏は、「体験者が人前で語るまでのことを教えていない。軽々しく受け止めており、今の日本全体の状況を反映している」と述べた。
宮城氏は、同問題の裏側で「多くの激励もあった。後継者にどう受け継ぐか、伝え方を勉強しなければならない」と述べ、ひめゆり同窓会全体での取り組み強化に意欲をみせた。
(琉球新報) - 6月21日9時21分更新