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□イラク・アフガン戦費3,500億ドル、朝鮮戦争と同程度の出費に [暗いニュースリンク]
http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/06/3500_c0e2.html
06/22/2005
イラク・アフガン戦費3,500億ドル、朝鮮戦争と同程度の出費に
「防衛庁が米国政府から兵器などを直接購入する有償軍事援助(FMS)契約で、代金を支払ったのに書類上の手続きが完了しないままになっている未精算額が03年度末で2206億円にのぼっている。このうち286億円分は、現物が届いていない未納状態。」(朝日新聞2005年6月14日付け記事)
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20050614/K2005061401870.html?C=S
「日米両政府が2006年度から共同開発に移行する見通しのミサイル防衛(MD)の迎撃ミサイルについて、米側が2011年度までに総額5億4500万ドル(約583億円)の開発予算を見込み、日本側にも同等の資金負担を求めている」(読売新聞2005年6月20日付け記事)
http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/seiji/20050620/20050620i101-yol.html
6月21日、米議会は米軍のイラク・アフガン駐留費用として、特別追加予算案450億ドル(約4兆8,936億円)を可決した。先月に米政府は、イラク・アフガニスタン駐留費用として特別追加予算案820億ドル(約8兆9,178億円)を承認したばかりである。カナダCBC放送の記事によれば、911以降のアフガニスタンとイラクにおける米軍の戦費は3,500億ドル(約38兆624億円)に膨れ上がっているとのこと。同記事は以下のように続けている(強調は訳者による):
先月承認された追加予算の820億ドルを含めた(イラクとアフガニスタンでの)米軍総費用は、1950年から53年の間に戦われた朝鮮戦争の戦費を現在のドル価値に換算した額とほぼ同じとなる。
北朝鮮の韓国侵攻を食い止めるために行われた米国主導の当該紛争は、米軍側に5万4,000人以上の戦死者と10万3000人以上の負傷者を出した。
月曜日に上院議会が承認する予算では、開始月を10月に設定された2006年度分米国防総省の総費用として、前年比3%増加の3,640億ドル(約39兆4,685億円)が設定されている。
当該予算には、新兵の獲得を促進させるために追加された兵士の給与上昇分(3.1%)が含まれている。
戦費予算追加は、米国内で戦争支持率が低下し続ける中で承認された。最新のギャラップ世論調査によれば、米国民の60%がイラク駐留米軍の部分撤退を望んでいる。
AP通信とイプソス・レイド社の最新共同世論調査によれば、イラク問題におけるジョージ・W・ブッシュ大統領の支持率は41%で、最低記録を更新している。
イラク戦争では、すでに米軍兵士1,720人が戦死、1万2,000人以上が負傷している。
月曜に行われたホワイトハウス記者会見で、イラクで活動する若い兵士のことが気がかりであるとブッシュは語った。
「毎日イラクのことを考えています。毎日ですよ・・・我が国の子供達は危険な状態におかれているのですから」大統領は語った。
家族の一員を海外で亡くした遺族に対して、大統領は言った。「まず第一に、彼等を見捨てるようなことはしない・・・彼等の使命を無駄にするつもりはないんです。第二に、我々が任務を完了することにより、世界はより良くなるのです」
一方、イラク新政府では、議会の最大派閥である統一イラク連合(UIA)のファラ・ハッサン・サンサル氏が、イラクからの外国部隊撤退を求める声明を6月19日付けで発表し、多数の支持を獲得している。