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□世界で広がる反米感情 トルコは米国と世界最終戦争? 【前編】 [アラブの声ML]
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/647
世界で広がる反米感情 トルコは米国と世界最終戦争? 【前編】
多くのアラブ世界には端から端まで米軍の基地で満ち溢れ、中東地域は米国にひれ伏す中、ここ2週間に米国にとり最も重要な同盟国、いやむしろ、北大西洋条約機構(NATO)の最重要な加盟国を含む多くの国で米国に対する反抗と反乱が起きている。20日付のエジプトのリベラル系政治週刊誌、エル・オスボーが報じた。
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例外無く世界中で米国の政治に敵対する明白な動きが見られる中、先月再び外国の米軍基地に抗議の炎が拡大した。だが今回は予期していなかった、米国の軍事プレゼンスやブッシュ大統領への敵愾心が増大したNATO加盟国のトルコで起きた。
トルコ人の敵愾心はトルコで実施された世論調査の結果に示されている。それによると、トルコ人の82%がブッシュ大統領は世界の平和と安全保障に危険であると見なしている。それどころか39%は、米国は敵であり、トルコへの脅威と考えているのだ。
事態はそれに止まらず、トルコ人は世界が終末を向かえる前に起きる戦争は、米国とトルコの間に勃発すると納得するまでに至った。すなわちトルコでベストセラーとなった「金属の嵐」と題する小説は以下の筋書きになっているのだ。
「米軍がイラク北部から進発しトルコ南部に襲い掛かる。一方NATOの複数の基地に駐屯する米軍機が、世界の終焉に先立つ戦争で、イスタンブールとアンカラを空爆する。それに対してトルコ人エージェントがワシントンに核爆弾を爆発させ報復する」
ウォッチャーたちは、増大する敵愾心はイラクに対する米国の侵略に起因すると分析する。敵愾心を抱くのは、イスラム主義者に限らず、西側を支持するエリート層や一部の軍人層にまで広がっている。加えて、エルドアン首相の政党内にすら、特に米国はトルコ南部の軍事基地を戦闘機発進に使おうとしているため、両国間に齟齬が生じ、反米感情が拡大している。
そこでトルコ人アナリストたちは、「エルドアン首相は米国との直接的対決を目指しているわけではないが、同時に世論や彼自身の政党の考えを無視できなかった。よって彼は、特定の場合にのみ限定してこれらの基地を米国に使わせると発表した。トルコの専門家たちは、いつの日か米軍のエアフォース機がこれらの基地を飛び立ちテヘランやダマスカスを空爆するという恐ろしいシナリオが現実化することを恐れているのだ」と確信している。
これに基づき、長期の反目の後、最近トルコは明らかにシリアやイランに、それどころかロシアにも、接近している理由が説明できる。基本的にトルコは米国を信頼していないのだ。
【以下は後編に】
http://www.elosboa.com/elosboa/issues/430/0603.asp
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【短報】
*傀儡イラク司法相:米国には隠しておきたい秘密があるようだ サダム裁判を妨害と米国を非難 米国はノーコメント 「im AP」
*イラク復興支援約束国は6%しか出していない それさえイラク政府に相談無しに米国が治安費などに勝手に使っている 「qp」
*レバノン共産党、前書記長ハーウィーの暗殺でイスラエルを非難
http://www.islammemo.cc/news/one_news.asp?IDnews=69969
*湾岸諸国縦横断鉄道建設をサウジアラビアが調査 「ロイター」
http://www.aljazeera.net/NR/exeres/BB447A32-587A-4208-A01C-44B672BE271C.htm
*スーダンは2007年に百万bpdの原油を生産 「ajn」
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アラブの声ML 齊藤力二朗
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