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_\\|//_ イスラエル・ニュース
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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(19日)ライス米国務長官が中東を訪問中
★(20日)ガザでの戦闘で国防軍兵士が死亡
★(21日)21歳の女性自爆テロリストが逮捕
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2005年6月19日(日)
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*ライス米国務長官が昨日、自治政府首脳と会談。ガザ撤退に関してイ
スラエル政府と協力するように強く要求した。長官は昨夜モファズ国
防相と会談を済ませ、今日はシャロン首相と会談する。(H,P,I)
*政府の撤退担当者とガザ北部の入植地ニサニートの代表が集団移転交
渉。入植者らは様々な公共施設の設置や税の減免などを要求したが、
ほぼ要求どおり認められる見込み。(H,P)
*政府はガザ撤退後の家屋取り壊しと瓦礫撤去費用を自治政府に委託す
ることを提案中。撤退作業が早く完了し、パレスチナ人の雇用が創出
できる利点があるため。(H,7)
*極右非合法団体カハのメンバーが占拠するガザのホテル周辺でパレス
チナ人に対する襲撃事件が発生。捜査のため警察がホテルに立ち入っ
た所「安息日を汚した」等としてメンバーが抵抗している。(H,7)
*パレスチナ議会が新選挙法を可決。全国区と地方区の比率をハマスと
の約束どおり50%にするかわりに、定員を増加することで妥協を図
った。選挙実施に向けて一歩前進した。(H,P)
*ドルーズ人兵士が「敵となら喜んで戦うが、ユダヤ人を家から追い立
てたくない」と撤退作戦への不参加を嘆願。ドルーズ人の中では一方
的分離に関する意見は割れている。(P)
*G8諸国から集めた30億ドルを入植地撤退後のガザ復興援助に宛て
る計画を米国が発表。来月のG8会議で検討される。(H)
*イタリアで行われるNATOの潜水艦救助訓練に国防軍が参加。来年
以降の演習には中国や日本なども参加の見込み。(H,P)
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2005年6月20日(月)
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*ガザとエジプトの国境地帯で作業を行っていた国防軍兵士に手榴弾な
どによる攻撃。兵士1人が死亡し、2人が負傷した。イスラム聖戦が
犯行声明を出した。(H,P,7,I)
*イスラエルおよびパレスチナの首脳と相次いで会談したライス米国務
長官が、ガザ撤退協力で合意が成立したと発表。入植地の住宅はイス
ラエルが破壊して引渡し、自治政府が後片付けをする。(H,P,7)
*中国への武器売却問題でイスラエル政府が米国に謝罪。中国も事情を
理解し、外交的な危機は回避された。(P,7)
*ライス米国務長官がヨルダンでアブドラ国王と会談。長官は、イスラ
エルのガザ撤退をアラブ諸国が支持すべきだと語った。国王は米国政
府が中東和平に影響力を行使するよう求めた。(H)
*ガリラヤへの移住を進めるため、政府が官有地の払い下げ価格をほぼ
半減させることを決定。2年間だけの「特別セール」。(H,P)
*ラマラ付近で2日間にわたりファタハの組織間で武力衝突が続いてい
る。自治政府が武装勢力の無法な行為を放置しているとして、自治区
の商工会議所などが抗議声明を出した。(P)
*ガザ撤退反対の交通妨害で逮捕され、保釈条件への同意を拒否して3
5日間も拘留されていた少女5人がついに釈放。両親は、少女らに保
釈条件を守らせることを誓約した。(H,P)
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2005年6月21日(火)
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*シャロン首相と自治政府のアッバス議長が今日、エルサレムの首相官
邸で会談の予定。議題は撤退作戦への協力体制。(H,I)
*西岸地区では自動車を運転中の入植者が銃撃テロで死亡。イスラム聖
戦が「コーラン冒涜に対する復讐」との犯行声明を出した。(H,P)
*エレズ検問所で自爆テロのため足に10キロの爆弾を巻いた21歳の
女性が逮捕された。アルアクサ殉教団の犯行。女性は人道支援の治療
プログラムでイスラエルの病院に通っていた。(H,P,I,7)
*監獄でコーランが冒涜されたとする事件は、服役者がコーランを破い
ていたことが判明。また、別の刑務所でも女性服役者がコーランを破
いてトイレに流す事件があり、看守が事情を聞いている。(P,H)
*イスラム聖戦は相次ぐ攻撃にもかかわらず「イスラエルとの停戦は破
棄したわけではない」とする声明を発表。自治政府の内務省は「停戦
破りには厳しく対処する」と武装勢力に警告した。(H)
*2日間でイスラエルに2人の死者が出たのを受け、国防軍がイスラム
聖戦に厳しく対処することを決定。ガザや西岸地区で計50人のイス
ラム聖戦のメンバーを逮捕した。(H,P)
*シャロン首相は汚職事件から世間の目をそらすために一方的分離政策
を発案したとする本が出版されたため、入植者らがシャロン首相を刑
事訴追するようマズズ検事総長に要求。(H,P)
*労働党の新入党員名簿中に、本人の同意無しで登録された党員がある
ことが発覚。それでも選挙を予定通り6月28日に行うため、電話に
よる意思確認作業が続けられている。(P)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
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各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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