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米側、返還に難色 相模補給廠
政府要求の遊休施設
在日米軍再編をめぐる日米政府間協議で、日本側が求めている米陸軍基地「相模総合補給廠(しょう)」=神奈川県相模原市=の返還に、米側が難色を示していることが十九日、分かった。政府関係者が明らかにした。
同補給廠は米軍の物資保管、修理などの後方支援部門を担う。日本側がその一部は使用頻度の低い「遊休施設」化しているとして返還を求めているのに対し、米側は有事や緊急時に使用する必要性などを挙げ、返還を拒んでいるという。
遊休施設の返還は、地元の負担軽減に直結するため、政府は米側に引き続き求めていく。
基地の調査活動をしている金子豊貴男・相模原市議によると、同補給廠には今年四月上旬と五月下旬に、米陸軍の野戦用ベースキャンプセット「フォースプロバイダー」二セット(約千百人分)のコンテナが運び込まれた。
二〇〇二年にアフガニスタンに搬出した同セットの補充とみられ、米軍が同補給廠を前線備蓄基地として、稼働させていることがうかがえる。
(メモ)相模総合補給廠 神奈川県相模原市のJR相模原駅前に所在。1938年に旧日本陸軍の東京工廠相模兵器製造所として開設、敗戦後に米軍に接収された。一部返還を経て、現在の面積は約214ヘクタール。市の中心部にあり、都市計画の障害になっているとして、県や市は野積場や北側部分約85ヘクタールの早期返還を求めている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20050620/mng_____sei_____003.shtml