★阿修羅♪ > 戦争71 > 358.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
□西海・江原道で北朝鮮兵士・住民発見 まったく気付かなかった軍・警察 [朝鮮日報]
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2005/06/17/20050617000075.html
西海・江原道で北朝鮮兵士・住民発見 まったく気付かなかった軍・警察
越南(北朝鮮から韓国に来ること)したとみられる北朝鮮軍兵士1人と住民2人が、6・15南北共同宣言5周年記念行事を終えた17日午前、西海(ソヘ)と江原(カンウォン)道で相次ぎ発見され、軍・警察合同の身辺調査合同参謀本部が彼らの越南経緯及び帰化の意思などを調査している。
この日の午前5時50分頃、昨年10月に越北(韓国から北朝鮮に渡ること)者により3重の鉄柵線がこじ開けられた江原道・鉄原郡(チョルウォングン)・テマ里で、20代前半の北朝鮮兵士砲隊員イ某さんが、付近に住むナム某さん(65)のトラックの運転席で発見された。
イさんが非武装地帯(DMZ)内の鉄柵線を越えて来たことが確認されれば、軍の警戒態勢の落ち度に強い批判が起き、指揮官が厳しく問責されるのは不可避であるとみられる。
金正日(キム・ジョンイル)バッチを付けていたイさんは軍・警合同尋問調査で「平壌からやって来た。10日間何も食べなかった。非武装地帯を越えた後、住民の車の中で4日間隠れていた」と供述していることが明らかになった。
イさんが発見された車の中には大量のラーメンやチョコパイなどが発見されており、イさんが韓国入りして4日もの間、軍や警察が気づかなかったとの指摘も出ている。
イさんが発見されたのは、非武装地帯の南方限界線から3~4キロメートル南の民通線(民間人統制線)以南の地域だ。
イさんは「17歳で軍隊に入隊し、昨年身体を壊して除隊した。除隊してから1年ほど経つ」と話していると伝えられる。合同参謀本部は対南工作容疑及び韓国入りの経緯、帰化の意思などに対する合同尋問を行った後、最終的な結論が出次第、発表する予定だ。
また、この日の午前8時24分頃、甕津(オンジン)郡所属の227漁路指導船が白?(ペクリョン)島北2.5マイル海上で、全長5メートル、幅3メートルの北朝鮮船舶「ナムポ号(小型船)」を発見し、海軍及び警察に通報した。
同船にはチェ某さん(43)夫婦と名乗る男女1組が乗っており、彼らを発見した漁路指導船に「北に帰らない」と言い、帰化の意思を明らかにしたと伝えられる。
仁川(インチョン)海上警察はこの日の午前11時頃、チェさん夫婦と船舶を白?島ヨンキ浦港に護送し、韓国入りの経緯を調査している。
ユ・ヨンウォン軍事専門記者 bemil@chosun.com
撮影=イ・ソクウ記者 yep249@chosun.com