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http://www.asahi.com/national/update/0618/TKY200506180236.html
長野県上田市の戦没画学生慰霊美術館「無言館」(窪島誠一郎館主)にある慰霊碑「記憶のパレット」に18日朝、赤いペンキがかけられているのを出勤した同館職員が見つけ、上田署に届けた。同署は器物損壊の疑いで調べている。
慰霊碑は前庭にあり、縦2.6メートル、横3.6メートルの黒御影石製。赤いペンキは、絵のパレットの形をした表面に、缶から流したように幅約1メートルの帯状にかけられていた。前庭は、外から自由に出入りできるようになっている。
無言館は97年に開館し、戦死した美術学校生らの遺作を全国から集め、書簡などとともに展示している。慰霊碑は昨年6月に遺族や関係者の募金で完成。表面には403人の戦没画学生の名前と、戦前の東京美術学校(現東京芸大)の授業風景が描かれている。
窪島館主は「無言館について様々な考え方やとらえ方があるのは当然だが、それをこうした手段でしか表現できないとしたら、あまりに悲しいことです」と話した。
http://www.asahi.com/national/update/0618/image/TKY200506180232.jpg