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ワシントン支局】マクレラン米大統領報道官は16日、ブッシュ大統領とイラク移行政府のジャファリ首相が24日にホワイトハウスで会談すると発表した。イラク治安部隊の訓練の進展や憲法起草の進行状況などについて協議する。
ブッシュ大統領はイラクへの主権移譲から1年となる28日にイラク政策について演説する予定。マクレラン報道官は「イラクは対テロ戦争に勝利する上で重要であり、イラクで自由が達成されることは(中東の)危険な地域を変革する助けとなる」と語った。 (00:31
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050616AT2M1602X16062005.html
「米国と協調し復興を」/小泉首相、イラク議長に
2005/06/17 12:13
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小泉純一郎首相は17日午前、イラクのハサニ国民議会議長らの表敬訪問を受け、日本の戦後復興の様子が分かる写真集を贈り「日本は米国への敵対感情を乗り越えて友好国になり復興した。イラクもテロを撲滅し、ぜひ協力して安定した国家をつくってほしい」と、米国との協調を訴えた。
ハサニ議長は「イラクは治安部隊を再建し、テロ克服に努力している。いずれテロがなくなったイラクを首相に見てきてほしい」と応じた。
首相は、陸上自衛隊が活動する南部サマワをイラク移行政府のジャファリ首相が訪問したことに対して謝意を表明した。
http://www.shikoku-np.co.jp/news/news.aspx?id=20050617000205
陸自の支援に謝意表明/イラク首相がサマワ訪問
2005/06/16 20:25
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【サマワ16日共同】イラク移行政府のジャファリ首相は16日、陸上自衛隊が活動する南部サマワを初めて視察し、陸自派遣部隊が修復作業を完了したばかりの屋内スポーツ施設で地元の代表ら約500人を前に演説、サマワ復興に対する陸自の貢献に謝意を表明した。
首相は、陸自部隊の鈴木純治群長や外務省サマワ駐在事務所の小林弘裕所長らを前に「日本のみなさんは、地元の伝統を尊重しながらサマワの人々と付き合っていると聞いた」などと述べた。
首相はこれに先立ち、地元ムサンナ州のハッサン知事や州評議会議員らとも会談し、停電や失業問題の早急な改善を約束。午後には、保健相とともに、陸自が医療指導などをしたサマワ母子病院を視察した。
http://www.shikoku-np.co.jp/news/news.aspx?id=20050616000473
イラク:
ジャファリ首相がトルコ訪問 治安や経済問題協議
【カイロ高橋宗男】イラク移行政府のジャファリ首相は20日、トルコを訪問し首都アンカラでエルドアン首相と会談した。移行政府発足後、ジャファリ首相の外遊は初めて。国境警備の問題など近隣諸国の中でも良好な協力関係を築けているトルコを初の外遊先に選んだとみられる。詳しい内容は明らかになっていないが、両首脳は治安や経済問題を重点に協議したとみられる。
イラク側からは首相のほか石油相や財務相ら5閣僚が同行。イラク側がトルコを重要な経済パートナーと考えていることを示している。トルコからの投資の促進や貿易の活性化に向けては、イラク国内の治安の安定が前提条件となるため、治安をめぐる協議にも重点が置かれたとみられる。
またトルコからの報道によると、トルコ政府はすでに、クルド人反政府勢力がイラク北部に潜伏しているとして、指名手配リストをイラク側に渡しており、反政府勢力の取り締まり強化を要請するものとみられている。
一方、ジャファリ首相は19日、近隣諸国に対し「我々は良好な関係を維持するために全力を尽くすが、越えてはならない一線がある」と強調、武装勢力のイラクへの流入を黙認することは「破壊活動工作にあたる」と警告した。名指しこそ避けたものの、直前にゼーリック米国務副長官とシリア問題を協議しており、シリアに対し国境での過激派対策徹底を求めたのは明白だ。
イラク国内では宗派・民族分断を狙った武装勢力の攻撃が激化。シリアから流入する過激派が先月から再び増加しているといわれる。ジャファリ首相は会談後の会見で、近くシリアを訪問することを表明。「シリアから武装勢力が流入している。シリア政府がこれにどの程度絡んでいるのかただすつもりだ」と述べ、シリアに対し対策の徹底を求める考えを示した。
毎日新聞 2005年5月20日 22時38分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/asia/news/20050521k0000m030124000c.html
ジャファリ・イラク首相、来月イラン訪問へ
【テヘラン=加賀谷和樹】イラン外務省のアセフィ報道官は29日の記者会見で、イラク移行政府のジャファリ首相が6月にイランを訪れるとの見通しを表明した。イラク首脳のイラン訪問は2003年3月のイラク戦争開戦後初めて。
ジャファリ首相はイラン指導部と同じシーア派イスラム教徒で、イラクの旧フセイン政権時代はイランに亡命した経験がある。今月イラク入りしたイランのハラジ外相がジャファリ首相の訪問を直接要請したもようで、同報道官は会見で「1カ月内に訪問することで両国が合意した」と述べた。両国の関係緊密化は、イランと敵対する米国の神経を刺激しそうだ。 (09:48)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050530AT2M3000130052005.html
イラク大統領、連邦制を支持・憲法起草に影響も
【テヘラン=加賀谷和樹】イラク移行政府のタラバーニ大統領は14日、「クルドの土地の経験は民主化のモデルにふさわしい」と述べ、少数民族クルド系が多く住む北部のほかにも自治区を増やし、連邦制を確立する意向を示した。連邦制の採用の是非は8月15日を期限とする恒久憲法起草を巡る大きな争点の一つで、今後の起草作業に影響を与えそうだ。
タラバーニ大統領はイラク人口の15%を占めるクルド系。有力政党、クルド愛国同盟の議長を務める。この日は長年の対立を解消したバルザーニ・クルド民主党議長のクルド自治政府議長への就任式で演説した。
クルド自治区は北部三州で構成する。大統領は演説で、連邦制について「三州によるいずれのグループも、(住民の)過半数が賛成すれば(自治権を持つ)地域をつくる権利を持つ」との解釈を披露した。
一方、イラク国民議会は14日、移行政府のジャファリ首相が5月31日に表明した治安改善、復興促進など包括的な内容の施政方針を賛成多数で可決。ジャファリ政権は信任された。 (11:05)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050615AT2M1500415062005.html
ライス国務長官、イラク電撃訪問 ジャファリ首相と会談
2005年05月16日01時06分
防弾衣を着てクルド人指導者と会う米のライス国務長官=AP
ライス米国務長官が15日、イラクを突然訪問し、イラク移行政府のジャファリ首相らと会談した。AP通信などによると、同長官はジャファリ首相に、復興プロセスを今後も支援する考えを伝え、治安対策などを協議した。一方、イラク駐留米軍の撤退期限については「イラクが自らを守れるようになるまで駐留する」と述べ、明言を避けた。
ライス長官のイラク訪問は就任後初めて。長官はジャファリ首相との会談後の記者会見で「首相の指導力と、国民統合への努力に印象づけられた」と語り、改めて移行政府への支持を表明。復興プロセスにイスラム教スンニ派など各勢力を取り込むことなど軍事面以外の方策を続け、武装勢力の沈静化につなげたいとの考えを示した。
ライス長官はまず、空路で北部クルド自治区に入り、クルド民主党(KDP)のバルザニ議長と会談。その後、到着したバグダッドでは、米兵や米大使館員らの前に立ち「中東の平和と民主化のために貢献する米国人たちに感謝している」と演説した。
訪問は極秘に行われ、同長官は防弾衣を着てイラク国内を移動した。
http://www2.asahi.com/special/iraq/TKY200505150149.html
ジャファリ首相 確実 イラク移行政府 シーア派が候補指名
【カイロ22日共同】イラク国民議会の第一党となったイスラム教シーア派宗教勢力主体の会派「統一イラク同盟」は二十二日、近く発足する移行政府の首相候補に、同会派の中核政党の一つアッダワ党代表で暫定政府副大統領のイブラヒム・ジャファリ氏(57)を指名、同氏の首相就任が確実になった。AP通信などが伝えた。
ジャファリ氏と候補の座を争っていたイラク国民会議のチャラビ代表は同日、候補になることを辞退した。
首相は、近く招集される議会が選出する大統領評議会(大統領一人、副大統領二人で構成)で選出される。定数二七五の同議会で単独過半数の百四十議席を獲得した同会派が、統一候補を擁立できるかどうかが注目されていた。
首相は、移行政府で実質的権限を持つ。ジャファリ氏は、国民議会が憲法を起草、年末に正統政府が発足するまでの間、治安悪化で混迷が続くイラクのかじ取りを担う。
このほか第二党のクルド同盟から、クルド愛国同盟(PUK)のタラバニ議長が大統領となる可能性が大きい。
ジャファリ氏は一九四七年中部カルバラ生まれ。旧フセイン政権がアッダワ党を非合法化したため、イランやロンドンで亡命生活を送った。穏健派として知られ、国民の人気も高く、昨年六月から副大統領。
統一イラク同盟は、クルド同盟や、第三党の「イラク人の名簿」などを取り込む「挙国一致」内閣を目指す方針。
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20050223/morning_news026.html
イラク移行政府 見せかけでない再建を
イラクの移行政府がやっと発足した。米国の圧力で見切り発車した形だが、石油相、国防相は首相らが兼任している。テロも続発し危うさを抱えた船出だ。挙国体制づくりへ、なお努力を重ねよ。
一月末の暫定国民議会選挙から三カ月。首相に指名されたイスラム教シーア派ジャファリ氏と第二勢力のクルド人を軸に組閣作業が続けられた。が、結局、四人の副首相のうち二人が空席、石油、国防、電力各相など主要なポストの調整もつかず、執行部の限界を見せつけた。
首相を含めた三十七の閣僚ポストの宗派別内訳は、シーア派十七、クルド人八、スンニ派四、キリスト教一だ。シーア派主導は当然としても人口比で20%のスンニ派のポスト比率が極めて低く、その取り込みの失敗は、大きな不安材料である。
スンニ派のヤワル副大統領は、複数のスンニ派閣僚候補が「元バース党員」などを理由にシーア派に拒否されたことに不満を表明した。スンニ派良識層の宗教者委員会も入閣を断った。旧政権時代、優秀な人材はまずバース党員だった。シーア派の憎しみは分かるが、旧政権の人材すべて排除で国政が立ちゆくものか。
先月末のイラク周辺国外相会議でも、アラブ各国から、スンニ派の処遇をめぐる懸念が相次いだ。
「新政府の“挙国一致”は見せかけ。スンニ派の思いが代弁されていない」と批判するイラクのスンニ派住民の声を、首相らは重く受け止めるべきであろう。
米国の支援を受け、暫定政府の首相として活躍したシーア派世俗政党のアラウィ氏が政権から離れたのも波乱含みである。治安回復の観点から旧政権の治安情報機関の幹部を復職させてきた同氏の方針に、旧政権人脈の排除を目指すジャファリ首相が強く反発していたという。
先月二十日には、アラウィ首相を狙った自爆テロで警官二人が死亡、一日にはクルド人の葬儀の列に自爆車が突っ込み、二十五人が死亡したほか、武装勢力がオーストラリア人技師の人質ビデオを公開するなど、テロが絶えず治安は乱れたままだ。
スンニ派ボイコットの選挙で出来上がった、いびつな議会構成の中、米国にせかされた新政府は危うさを秘める。ただ、周辺国外相会議で、イラク復興に向け、支援と協力を約束し合い、シリアがイラクとの国交を回復する意向を表明するなど、明るい兆しも見える。ジャファリ首相らは、確かな新しいイラク国家再建のために、まずは各派の均衡を確保する知恵を出してほしい。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sha/20050504/col_____sha_____003.shtml