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【ワシントン及川正也】コーラン冒とくや拘束者に対する人権侵害問題で揺れるキューバ・グアンタナモ米海軍基地の拘束者収容所問題をめぐり、米上院司法委員会は15日、国防総省と司法省の担当者を呼んで公聴会を開いた。同収容所が国際的な批判にさらされていることを受け、議員側からは拘束者の権利や閉鎖時期を明確にするよう求める意見が相次いだ。
共和党のスペクター委員長は拘束者の法的権利を確立するよう求めた。これに対し、国防総省軍法委員会のヘミングウェー法律顧問(准将)は「人道的に扱っている」と反論した。また、民主党のバイデン議員が閉鎖時期を明確にするよう求め、「紛争が続く限り、拘束するのか」と質問。ウィギンズ司法次官補代理は「それがわれわれの立場だ」と述べ、法的には「恒久的」な拘束もあり得るとの見解を示した。
同収容所には対テロ戦争やイラク戦争での拘束者が収容されている。共和党議員の多くは収容所の維持を支持したが、15日には訪英中のゴンザレス司法長官が政権内で収容所に関して政策の再検討が進んでいることを明らかにしており、同問題をめぐる議論はなお続きそうだ。
毎日新聞 2005年6月16日 17時13分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20050617k0000m030003000c.html
グアンタナモへ高まる批判 長期拘束で米政府も苦慮
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【ワシントン16日共同】米政府がキューバのグアンタナモ米海軍基地に設けたテロ容疑者の収容施設について、米国内で閉鎖を求める声が高まり始めた。イスラム教の聖典コーランの不適切な扱いや虐待事件が報告され、反米感情をあおる象徴的な存在になっているためだ。
基地には現在も500人以上が収容され、多くは裁判もないまま拘束期間が3年を超えた。国際人権団体も「旧ソ連の強制収容所の現代版」と批判、ブッシュ政権は同施設と容疑者の処遇をめぐり、難しい対応を迫られそうだ。
15日開かれた米上院司法委員会の公聴会で、民主党のバイデン上院議員は「テロ容疑者を永遠にグアンタナモに拘束するのか」と追及した。
First upload: 6月16日17時25分
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2005061601002400_World.html
グアンタナモ基地、収容者の無期限拘束も可能=米政府
2005年 06月 16日 木曜日 11:54 JST
印刷用ページ
[ワシントン 15日 ロイター] 複数の米共和党上院議員は15日、キューバのグアンタナモ米軍基地で拘束されている外国人テロ容疑者の法的権利を定義するよう求めた。ただ、ブッシュ政権は、収容者の「無期限」の拘束も可能としている。
グアンタナモの収容施設は2002年1月に開設され、現在520人前後が収容されている。多くは3年以上収容されているが、実際に起訴されたのは4人にとどまっている。
上院司法委員会のスペクター委員長(共和党、ペンシルベニア州)は、委員会の公聴会で、議会は収容者の法的権利の定義に助力すべきと述べた。
© ロイター 2005 All Rights Reserved
http://www.reuters.co.jp/newsArticle.jhtml?type=worldNews&storyID=8805893§ion=news
米国防長官、グアンタナモ収容所の閉鎖論に反論
【ワシントン支局】ラムズフェルド米国防長官は14日の記者会見で、キューバのグアンタナモ米軍基地にあるテロ容疑者収容施設について「テロリストが再び攻撃してくるのを防ぐ必要性がある限り、施設は必要だ」と述べ、議会の一部などで強まっている閉鎖論に反論した。
長官は、同収容施設の建設には米国民の税金1億ドル(約110億円)以上が投資されたと指摘。「あれだけの人数を収容できる代替地は思い当たらない」と語り、現在の施設を存続させるべきだとの考えを強調した。
グアンタナモの収容施設は同時テロ後の2002年1月に開設。ロイター通信によると現在も約520人が収容されており、これまでに起訴されたのは4人だけ。尋問官らによる収容者の虐待疑惑が相次いでいることから、民主党だけでなく共和党議員の一部にも閉鎖を提案する声が出ている。
ブッシュ大統領は先週、閉鎖も選択肢として排除しない考えを示唆したが、チェイニー副大統領は13日に「テロとの戦いに不可欠」と存続の必要性を主張した。 (11:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050615AT2M1500G15062005.html
チェイニー米副大統領、グアンタナモの方針は「正しい」
2005.06.14
Web posted at: 12:06 JST
- CNN
ワシントン(CNN) 拘束者への虐待など深刻な人権侵害が批判されているグアンタナモ米軍基地について、チェイニー米副大統領は13日、対テロ戦争の渦中にある現状では、米国攻撃に関わる人物を拘束するというグアンタナモ基地の方針は「正しいもの」だとの見方を示し、閉鎖すべきではないと強調した。
全米記者クラブで講演した副大統領は、グアンタナモ基地での拘束者虐待の報告が相次いでいる問題について、米国の対外イメージを傷つけているとは思わないと述べ、「グアンタナモをただちに閉鎖するよう主張している人たちは、そもそも私たちの方針に反対のはずだ」と意に介さない様子を見せた。
さらに様々な批判を検討しても、現状を総合すれば「私たちの方針は正しい」と強調。
「我々は今、対テロ戦争と呼ばれる対立に取り組んでいる。今まで経験したことのない種類の対立で、その活動の副産物として時に、米国内外で米国人を攻撃しようとしている人物を拘束してきたまでだ」と副大統領は述べた。
さらにグアンタナモでの拘束者の扱いについては、「彼らは戦争法に従う正式な戦闘員ではなく、制服も着ずに民間人を標的にする違法戦闘員」なので、捕虜の扱いを規定したジュネーブ条約の保護を受ける「資格がない」。にもかかわらず、米軍は拘束者を「人間的に」「経緯と尊厳をこめて」扱っていると副大統領は述べた。
副大統領は、グアンタナモ基地での拘束者の取り扱いの詳細な記録を報じたタイム誌最新号には言及しなかった。
同誌によると、同時多発テロに参加するつもりで、後にアフガニスタンで米軍に拘束された収容者のひとりは、トイレ利用が許されずに服を着たまま用足しを強制され、女性護衛兵に馬乗りにされ、裸に近い女性の写真を首の回りにかけられ、犬のようにはって吠えるよう強制されたとう。
連邦議会には「グアンタナモは強制収容所だ」と閉鎖を求める声が民主党、共和党を問わず、一部議員の間であがっている一方、米国民の安全のためには必要だと存続を支持する声も根強い。
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200506140006.html
ひげそりや犬のまね強要 グアンタナモ基地でと米誌
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【ニューヨーク12日共同】13日発売の米誌タイム最新号は、キューバのグアンタナモ米海軍基地の尋問官らが、収容されていた国際テロ組織アルカイダのメンバーに対し、イスラム教徒にとって屈辱であるひげのそり落としや、犬のまねを強要していたと伝えた。この尋問方法は、ラムズフェルド国防長官も承認していたという。
同誌は、基地の収容者施設を管理する担当者の日誌を入手。それによると、尋問官らは2002年末から翌年1月にかけ、サウジアラビア出身の男性に対し、ひげそりや、ほかのテロリストの写真に向かって犬のようにほえることを命じた。
このほか、連日短時間の睡眠しか認めなかったり、厳格なイスラム教徒の男性が敬遠する女性をそばに近寄らせるなど、心身両面で苦痛を与え、情報を得ていた。
http://www.kahoku.co.jp/news/2005/06/2005061301000827.htm