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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(12日)自治政府がイスラム聖戦のメンバーを釈放
★(13日)律法授与を記念するシャブオットの祭
★(14日)2000年前のナツメヤシの種が発芽
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2005年6月12日(日)
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*自治政府が自爆テロ事件で拘束されていたイスラム聖戦のテロリスト
2人を釈放し、他のメンバーも近日中に釈放か。イスラム聖戦が停戦
を守る見返りと見られる。(P,H,I)
*米国国防省がイスラエルに対して、中国への無人偵察機の輸出中止を
要求。近年にイスラエルが中国に輸出した高性能武器の詳細説明を求
めており、両国の関係悪化が懸念されている。(H)
*モファズ国防相と自治政府のダーラン治安相がテルアビブで会談。ガ
ザ撤退作戦における連携について3時間にわたり協議を行った。(P)
*エジプト国境の管理権をイスラエルが自治政府に引き渡すことを、自
治政府の支援国と世界銀行が要求。西岸地区とガザ間に高速道路を設
置することも求めている。(H)
*国防軍がガザ撤退後のテロ攻撃に備えて周辺自治体の住民に対策マニ
ュアルを配布。走行中の自動車に対する火炎瓶攻撃や銃撃、学校への
テロリストの侵入などへの対策を解説している。(H)
*週末にガザで入植地や国防軍拠点に対する複数の砲撃事件。フェンス
に対する爆弾攻撃も発生した。撤退を前に治安が悪化するのではない
かと懸念されている。(P)
*学生がテルアビブのラビン広場で大規模な撤退反対集会。シンボルカ
ラーのオレンジのリボンを車のアンテナに結び付け、パンフレットを
配布するなどの抗議行動を行った。(H,I)
*ナブラス近郊の検問所で入植者が国防軍兵士に暴行。兵士は肩が脱臼
した。最近、入植者のパレスチナ人や国防軍兵士に対する暴行事件が
増加しており、イツハルでは国防軍が基地を撤去した。(P)
*1982年のスルタンヤコブの戦いで、シリア軍に捕虜になり行方不
明になっている3人の兵士の家族が、政府に帰還への協力を訴え。3
人は、まだ生存しているとの情報もある。(P)
*テルアビブで同性愛者の集会。主催者は10万人の参加を目指してい
たが、実際の参加者は数千人だった。(H)
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2005年6月13日(月)シャブオットのため休刊
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*七週の祭、五旬節、ペンテコステなど様々な名前で呼ばれるこの祭は、
聖書に定められた三つの巡礼祭の一つ。ユダヤの伝承によれば、この
日にシナイ山で律法が与えられたとされる。
*キリスト教では、ペンテコステは聖霊降臨として知られるが、カレン
ダーが違うため、祝われる日は異なる。(以上解説)
*イスラエルではシャブオットは休日となっており、各地の自然公園は
家族連れで賑わう。ゴミの持ち帰りキャンペーンが奏功し、残ったゴ
ミはほとんど無かったと公園管理事務所は賞賛している。また、ガリ
ラヤなど各地のホテルもほぼ満室の盛況だった。(H,I)
*ホロコースト犠牲者の少女の物語「ハンナのかばん」と、日本の児童
にホロコースト教育を行う石岡史子さんの活動を、ハアレツ紙が紹介。
(同書の日本語版は、ポプラ社から出版されている。)
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2005年6月14日(火)
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*イスラエルのギラーマン国連大使が次期総会の副議長に選任。イスラ
エル代表が副議長になるのは1950年代以来。(H,P)
*米国国防省の職員が、親イスラエル団体のAIPACに機密情報を流
した疑いで起訴に。起訴状は、在ワシントンのイスラエル大使館職員
と見られる人物を「某外国官僚」として言及している。(H,P)
*ガザを撤退する入植者を受け入れる予定地区の整備状況を首相が視察。
準備は順調に進んでいるとして、首相は満足を表明した。入植者らも
続々と見学に来ている。(H)
*入植者らが、入植地撤退作戦に当たる国防軍兵士や警察官を個人的に
不法行為で訴える作戦を展開中。リブニ法相とマズズ検事総長は個人
に迷惑がかからないよう対策を講じると約束した。(P,H)
*来週に予定されているシャロン首相と自治政府のアッバス議長の会談
を前に、エジプト外相が双方と会談。米国もアブラムス特使らを派遣
する。首脳会談の事前調整のため。(H)
*自治政府がガザで殺人犯ら4人を処刑。アッバス政権になってから死
刑が執行されたのは初めて。治安維持に取り組む姿勢を見せるためと
見られている。(H,I)
*パレスチナ議会でユセフ氏が警察の現状報告。以前には各組織がそれ
ぞれヨーロッパ各国の影響下にあり、麻薬密輸や汚職などが蔓延する
状態だったが、米国の介入でかなり改善したという。(P)
*エルサレムの研究所がマサダから発掘された2000年前のナツメヤ
シの種を発芽させることに成功。現在の種類とは少し異なるため、新
物質が発見される可能性もある。(H)
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[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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