★阿修羅♪ > 戦争71 > 138.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
◆◆◆◆◆◆◆
||||||| シオンとの架け橋
_\\|//_ イスラエル・ニュース
__\|/__
___土___ http://www.zion-jpn.or.jp
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★( 8日)ハマスの砲撃でパレスチナ人が犠牲に
★( 9日)世論調査でガザ撤退賛成が48%に
★(10日)ローマ法王がユダヤ人の代表と会見
****************************************************
2005年6月8日(水)
****************************************************
*ガザ入植地にロケット砲撃があり、パレスチナ人労働者2人と中国人
労働者1人が死亡。スデロットにも砲撃があり、アパートに損害が出
た。ハマスとイスラム聖戦の犯行と見られている。(H,P,I,7)
*ガザでの砲撃は自治政府のアッバス議長が選挙を延期したことに対す
るハマスの嫌がらせか。国防軍は「アッバス議長にハマスを抑える時
間を与える必要がある」として報復を控えている。(H)
*イスラエルの空軍機がレバノン南部の都市上空を飛行。選挙で大勝し、
テロ組織指定を外すように米国に要求しているヒズボラに圧力をかけ
るためと見られている。(H,P)
*ガザ撤退に関する打合せで、パレスチナが通信設備などの詳細情報を
要求。しかし、イスラエル政府はテロに使われる可能性があるとして、
提供を拒否している。(H,P)
*国防軍がジェニン近郊でイスラム聖戦の逃亡テロリストの拘束作戦。
銃撃戦でテロリストが死亡し、国防軍兵士も負傷した。(H)
*テルアビブ近郊のリションレツィオン市が自警団を組織。同市では、
引ったくりなどが急増し、治安が悪化している。(H)
*政情不安のボリビアの首都ラパスから120人のイスラエル人を救出
する作戦が進行中。大部分は若い旅行者。(P)
****************************************************
2005年6月9日(木)
****************************************************
*昨日発表された世論調査でガザ撤退賛成が48%に低下したことが判
明。首相は「子供たちのためにも、早く撤退に同意して行く先を決め
よ」と入植者を激しく非難した。(H,P,I,7)
*ガザ撤退の準備が進んでいないとの歪曲報道が多すぎるとして、シャ
ロン首相が撤退準備委員会を報道陣に公開。代替住居の準備などが進
んでいる状況を示した。(H,P,I)
*英国のストロー外相がイスラエルを訪問。パレスチナ自治政府の首脳
とも会談した後「ガザ撤退は予定通りに行われ、和平の大きな機会を
提供するだろう」と語った。(H,P,I)
*入居者に心理作戦は行わないとの方針を国防軍が確認。(H,P)
*ガザの入植地に対して砲撃を行おうとしていたハマスの車を国防軍が
ミサイルで破壊。自治政府はイスラエルの攻撃を非難した。(H,P)
*元チーフラビのエリヤフ師が、兵士らの間に広がる命令拒否の動きを
批判。「警官と争うより詩編を唱えて天の父に祈り、涙を持って撤退
任務を遂行せよ」と勧めた。(H)
*入植地撤退反対の違法デモで逮捕された409人のほとんどが釈放さ
れたにもかかわらず、7人の少女が身元確認と誓約署名を頑固に拒否
し、3週間以上も収監中。両親が警察に抗議している。(H,P)
*世界から20人のユダヤ知識人が米国に集まり、ユダヤ民族の将来に
ついて討議。最大の脅威は反ユダヤ主義や同化ではなく、アイデンテ
ィティ・クライシスだとの結論に達した。(H)
*ガリラヤ湖の湖岸は一般人の立入を制限してはいけないとの法律にも
かかわらず、湖岸の大半が周囲の地主によって囲われているため、今
週初めから38人の係員が実態を調査中。(H)
****************************************************
2005年6月10日(金)
****************************************************
*ガザ入植地の撤退は違法だとの入植者の訴えを最高裁が却下する判決。
しかし、入植者に対する補償については問題があるとして、入植者に
有利な裁定を行った。(H,P,I,7)
*ガザを撤退する入植者のための大型トレーラーハウスの最初の2台が
ガザに到着。移転先のニツァニーム砂丘にも仮設住宅が搬入された。
環境団体は反対運動を続けている。(H,P)
*シンベトの長官だったディヒター氏が、ガザ撤退よりも、西岸地区の
4入植地の撤退の方が安全保障上は危険が大きいと指摘した。(H)
*ハマスとイスラム聖戦の指導者が、ガザを訪問したアッバス議長との
面会を拒否。下級官僚を派遣し、選挙実施の要求を伝えた。(H,P)
*ケニヤで2002年に発生し、15人の犠牲者を出したホテル爆破テ
ロで逮捕された4人の容疑者に証拠不十分で無罪判決。(H)
*自治政府のダーラン内務相が「イスラエルが今の方針を続けるなら、
第三次インティファーダを起こす」と警告。(P)
*来週初めのシャブオットの祭(五旬節またはペンテコステ)を前に、
シナイ半島でまたテロの危険があると治安当局が旅行予定者に警告。
昨年のテロ直前にも同様の警告が出ていた。(P)
*ローマ法王がユダヤ人の代表25人と会見。前法王の路線を継承し、
ユダヤ人との関係改善に努めて行くことを約束した。(H)
*元チーフラビのエリヤフ師が、兵士の命令拒否運動を批判する発言を
事実上撤回。右派からの激しい批判を浴びたためと見られる。(P,7)
------------------------------------------------------------
関連用語データベース・1999年10月以降の記事の全文検索は
http://www.zion-jpn.or.jp/p0404.htm へどうぞ
-------------------------------------------------------------
[情報源略号表]
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ7 http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
[転載・引用・再配布について]
教会活動等の非営利目的ならばOKです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
============================================================
発行:「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集:石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
============================================================
★購読解除は http://www.zion-jpn.or.jp/kaijo.htm