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□日本駐在イラン大使がイランの核活動に関する産経新聞の報道を否定 [IRIBラジオ日本語ニュース]
http://www.irib.ir/Worldservice/japaneseRADIO/news.fri.htm#3
日本駐在のイラン大使が、イランの核活動に関する産経新聞の報道を否定しました。
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産経新聞が、9日木曜、ある情報筋の話として、「イランは、中央部にある軍事基地で、秘密裏に核活動を行っている」と伝えましたが、これに対し、東京駐在のタラーイー・イラン大使は、この報道に抗議し、強く否定しました。
産経新聞の10日金曜の記事によりますと、タラーイー・イラン大使は、同紙の9日の報道に対し、「これは、根拠のない情報に基づいたものだ」と述べ、「我々は、NPT核兵器不拡散条約や追加議定書を遵守しており、IAEA国際原子力機関の査察を受け入れている」と語りました。
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□イラン 核開発継続 遠心分離機検査 北技術者協力か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050609-00000001-san-int
イラン 核開発継続 遠心分離機検査 北技術者協力か
核開発疑惑を持たれるイランが中部にある軍事基地で、ウラン濃縮に使う遠心分離機の検査など核関連活動をひそかに行っていたことが分かった。イランの核開発に詳しい情報筋が八日、明らかにした。基地には今年初め北朝鮮の核技術者が訪れるなど、北朝鮮の核技術も使われているという。
イランは現在、ウラン濃縮関連活動を停止し、核開発の恒久停止をめぐり英国など欧州三カ国と交渉中だが、核物質を使っていないとはいえ、国際原子力機関(IAEA)に未申告の施設で、北朝鮮と協力して秘密裏に核活動を継続していたことは国際社会の反発を招くことが予想される。
情報筋によると、この基地はイラン中部イスファハン南方の「ガディール軍事基地」。基地には多くの建物が並び、以前はイラン革命防衛隊の装甲車や弾薬の保管場所として使われていた。現在も建物の外見は変わらないが、ここ数年は同じく革命防衛隊の下で核活動が行われているという。
核活動に使われている建物は壁と天井が二重に取り付けられているほか、核活動の証拠を残さないようにするため短期間で取り壊せる構造になっていると、同筋は指摘する。
北朝鮮の核専門家は在イラン北朝鮮大使館幹部に伴われて基地を訪問。同筋は詳細には分からないとしながらも、「基地での研究開発には北朝鮮の核技術が生かされている」と語る。
この基地では核物質は使われておらず、遠心分離機が回転時の揺れにどれくらい耐えられるかの強度検査や、核分裂性のウラン235の濃度を高めるために行う同位体分離の効率が一回の工程でどの程度まで上がるかなどの試験が行われているもようだ。一連の試験はウラン濃縮を効率よく行うために必要とみられる。
情報筋は「昨年、基地近くに防空施設が建設された。基地の重要性を物語っている」と語る。
イランは昨年十一月、欧州三カ国と、遠心分離機の設置、試験を含めすべてのウラン濃縮関連活動を停止することで合意した。しかし、施設を公表せず、ひそかに核活動を継続していたことは、濃縮活動の放棄を求める米欧などの要求に応じず、核開発を継続する意思に変わりがないとの姿勢を示すものといえる。
(産経新聞) - 6月9日2時45分更新