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2005.07.14 Thursday 00:18
米ロ、枠組み決議案に反対=安保理改革でG4に打撃
日本外交 / Kaisetsu
◆米・ロが明確にG4案に反対の意思を公式に国連総会の場で表明した。勿論、中国は、現状での日本の常任理事国入りに反対している。この200年間、常に、少数に同意する外交戦術をとるフランスが、盟友ドイツの肩をもって、賛成している。英国の賛成は、ギコチナイものだ。
◆拒否権のない常任理事国というステイタス自体が、非常に、不合理な姿だ。この点、アフリカの意思表示は、合理性があり、立派だ。国際政治の表の場は、基本的に、意識的合理性によって成り立っている。拒否権の無い常任理事国入りという主張は、意思が不透明で、具体的に何をメリットとして常任理事国になりたいのか、分かり難い。つまり、不信感を持つ。
◆負担した「金」の分だけ、偉そうにさせろ、と言う主張は、「寄付」「負担」が、国際社会では、基本的に、自発的要素でなりたっているのだから、「寄付に、見返りを期待しているのか、日本は?」と、返って、日本の善意を疑われる。
◆そもそも、韓国・中国との関係を最悪にした扶桑社の問題や靖国問題の張本人の一人である、「ポチ保守」で、単なる学者である北岡氏を国連改革の日本側の要の地位に抜擢したことが、大きな失策である。
◆北岡氏の「色眼鏡」で見た国連の姿、米国の本音を、正しく日本政府首脳に、伝えていない。マスコミも、官僚を通じて、北岡氏の情報を無批判に垂れ流してきた。
ODA ウォッチャーズ
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米ロ、枠組み決議案に反対=安保理改革でG4に打撃
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050713-00000012-jij-int
【ニューヨーク12日時事】国連安保理改革をめぐる国連総会の審議で、米国のタヒルケリ国務長官上級顧問は12日、日独など4カ国(G4)の枠組み決議案に反対することを明言、決議案が採決に付されれば、反対票を投じるよう加盟国に呼び掛けた。また、ロシアのデニソフ国連大使も、拡大幅を「20カ国余」に抑えるべきだと主張、事実上の反対を表明した。
(時事通信) - 7月13日9時1分更新