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G4決議案に慎重姿勢 米国務長官「幅広い国連改革を」
【ワシントン=樫山幸夫】ライス米国務長官は八日、国連改革に関連して、日本の常任理事国入りを改めて支持しながらも、改革実現にあたっては幅広い意見に耳を傾ける必要があると述べ、日独など四カ国グループ(G4)が検討している枠組み決議案への慎重姿勢を示した。
ライス長官は「多くの国連改革案がテーブルにのせられているが、安保理改革も、幅広い改革という視点にたって検討される必要がある。どんな提案にも反対しないが、もっとも幅広い合意に基づいた改革の実現を目指して、さまざまな意見を検討したいと考えている」と述べ、現時点で特定の提案を支持する考えのないことを強調した。
ライス長官は、日本の常任理事国入りについて、「国連における特別な役割から、われわれが明確に加入を支持している唯一の国は日本だ」としながらも、「幅広い構図のなかで、安保理改革をどう考えるべきかについて考えなければならず、それ以上については何ら結論を得ていない」との見解を表明した。ドイツのフィッシャー外相と会談後の共同記者会見の席で述べた。
http://www.sankei.co.jp/news/evening/10int002.htm