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米大統領、グアンタナモ施設閉鎖も コーラン冒涜 改善策を検討
【ワシントン=近藤豊和】ブッシュ米大統領は八日、FOXニュースのインタビューで、イスラム教の聖典コーランへの冒涜(ぼうとく)行為などが発覚したキューバの米軍グアンタナモ基地にあるテロ容疑者などの収容施設について、閉鎖の可能性を視野に入れて改善策を検討する方針を明らかにした。
民主党有力者のバイデン上院議員やカーター元大統領らが、「世界中の反米感情をあおる」などとして、収容施設の閉鎖を求めていることについて、大統領は「米国を守るのに最善の方法について、すべての選択肢を検討する」と述べた。また、収容者たちの扱いについて「法律や国際基準に基づいて管理することを、米国民は望んでいる」と述べた。
ただ、「拘束中のテロ容疑者について十分知る必要がある」とし、当面は収容施設が必要との見解を示した。
同基地の収容施設は、二〇〇一年の米中枢同時テロ以降、反テロ戦で拘束したテロリストら約五百四十人を現在収容している。国防総省の調査では、収容者らのコーランをめぐって、米兵らが踏みつけるなど「不適切な行為」がこれまでに五件確認されている。
同収容施設をめぐっては、米誌ニューズウィークが、「尋問官がコーランをトイレに流した」などとした記事を報じ、アフガニスタンなどで反米デモが発生。多数の死傷者が出る事態となり、同誌は「情報源に確認ができない」として問題の記事を撤回。しかし、国防総省の調査で、コーランへの不適切な取り扱いなどが判明し、再度、批判が高まっている。
http://www.sankei.co.jp/news/evening/10int001.htm