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2005-06-10 04:21:31 Posted by kaisetsu
(国連常任理事国問題) インドネシアの反対は重要な意味を持つ
http://kaisetsu.ameblo.jp/entry-1fda38f519b32a80e30e57e270002219.html
テーマ:Anybody But Don-Ichiro
インドネシアの外相が、正式に、『国連安全保障理事会の常任理事国拡大に反対する姿勢を表明した』ことは、日本の政治状況を見るのに、重要なポイントだ。
インドネシアが、日本の最大のODA支援国であり、安倍晋三氏の祖父である岸氏と父の海外利権の砦であるからだ。JICAの総裁が、基本的にインドネシア大使経験者で占められきたこと、外務省の経済関係部署が、インドネシア閥であることことからも、日本の海外資金の政財官の癒着の温床が、インドネシアに在ることは、歴然としている。緒方氏がJICA総裁になったからと言って、基本的な構造が変化した訳ではなかった。しかし、ユドヨノ政権は、ここで、はっきりと、日本利権の清算に方針を転換したと思われる。
原因は、多くあるが、時期的に、今、決断したのは、華僑の意思の表れであろう。
安倍晋三氏は、一番の後ろ盾と考えていたインドネシアからも、見放されたことになる。
おそらく、インドネシア政府は、米国の意向を踏まえていると思われる。
何故なら、日本の支援を清算することは、今後、米国と中国・EUの支援に傾斜するしか方法が無いからだ。
ODA ウォッチャーズが、既に、指摘しているように、安倍氏は、当時、日本のマスコミが囃していた、訪米時に、米国首脳から、その民族主義的体質と「状況認識の甘さ」、「薄っぺらな知性」を見破られ、見捨てられたと考えられる。
他の新聞記事では、「日本の常任理事国案は、中国によって拒否されるはず」と、インドネシア外相は断言しているようだ。
ODAによって、常任理事国入りするという、国際社会の常識では、非常識な理屈で進んでいる、日本の外務省の戦略が、的外れであることを証明している。
良識在る社会では、金銭で尊敬の念を得る事は出来ないのである。
ODA ウォッチャーズ
(参考)
常任理事国拡大に反対 インドネシア外相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050609-00000022-kyodo-int
【ジャカルタ8日共同】
インドネシアのハッサン外相は8日の国会答弁で、国連安全保障理事会の常任理事国拡大に反対する姿勢を表明した。(以下、省略。リンク・ページ参照)
(共同通信) - 6月9日8時46分更