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@独の常任理入り、米が拒否 G4に新たな難題 米紙報道(アサヒコム)
2005年06月09日23時48分
9日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、ライス米国務長官がフィッシャー独外相に、ブッシュ政権がドイツの国連安全保障理事会の常任理事国入りを拒否する立場を非公式に伝えたと報道した。ともに常任理事国入りを目指す日本、ドイツ、ブラジル、インドの4カ国(G4)にとって新たな難題が浮上した。
報道によると、ブッシュ政権がドイツの安保理入りを拒否するのは、イラク戦争に反対したシュレーダー首相への不信感が理由とされている。
G4は当初、6月の枠組み決議採択、7月中旬の新常任理事国候補選出、その後2週間以内の憲章改正決議、という3段階を9月までに終わらせるという戦略を描いていた。この背景には「9月に行われる予定の総選挙へ向けた政権浮揚につなげたい」というドイツの強い意向が働いていたとされる。
常任理事国拡大に反対する「コンセンサス連合」や中国の激しい働きかけ、米国による決議案提出の先送り要請などもあって、G4の戦略実現は難しい情勢だ。それでも、ドイツは決議案の6月提出を求め続けているという。
決議案で譲歩し、常任理事国のフランスを共同提案国に迎え、枠組み決議案採択に全力を挙げようとするG4だが、米国のドイツに対する拒否が明らかになることによって、投票阻止を求める反対派の攻勢がさらに激しさを増すのは必至だ。
http://www.asahi.com/international/update/0609/018.html?t1
日本が考えているのは日本が安保理にはいることだけ。そのためにはドイツと一緒の方がいいかななんて思っていた。でもアメリカは自分の言うことを聞く国だけを安保理に入れて自分の言うことを聞く国連にしたいだけ。国連改革なんていって、それぞれ考えていることはばーらばらですね。安保理をめぐる汚い駆け引きは、帝国主義の外交の本質を見るいいリトマス試験紙ですね。
われわれは帝国主義を打倒する労働者階級の国際連帯を強化したいですね。