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(回答先: 7月24日(日)ネイキッド・ロフトで東條由布子さんと対談します 西岡昌紀 投稿者 西岡昌紀 日時 2005 年 7 月 10 日 08:49:39)
西岡昌紀先生様
これは怒りの投稿です。
そのロフトパーティには、私は参加できませんが、 西岡先生(=医師免許保持者)様と同じように東条英機のお孫さんが、靖国神社国家護持論?をぶつとのこと。興味深く、かつまた、犬死兵士の孫として、いまいましくも存じます。
お孫さんじゃあ、1943年のことは何も知らないとは思いますが、おじいちゃんはサイパン戦を前にして、「死して虜囚の辱めをうけず」の戦陣訓精神を自らの肉声でラジヲを通して国民を扇動した張本人。戦争指導の最高責任者でしたね。そうして、サイパン陥落をきっかけにして、前の日までは栄えある戦争指導最高責任者だったにもかかわらず、責任問題はウヤムヤのまま、「国民に対しての最高戦争指導者である総理大臣」と「将兵に対しての最高戦争指導者である参謀総長」をやめたとのこと。
私、不肖玉砕兵士兼犬死兵士の孫としましては、国民をまた将兵をして無駄死に犬死の地獄に追いやった責任を東条英機さんがとったとは、戦中戦後のこの長い年月の中で、一度も聞いたことがありません。
国が天皇のものであったうちは、国民に対する無責任も隠しおおせたでしょうが、そうでなくなった以後も、何の表明もありません。
自刃は未遂におわったとのことですが、その後処刑までのあいだに、あなたのおじいさんは、兵・民に対する謝罪の言葉を発しましたか?
聞くところによると、なぜか、あなたのおじいさん東条英機さんは、あたかも英米国際裁判の生贄となった哀れな戦犯として、同情を買いながら『英霊』として収まっているそうですね。これって、『生きて虜囚の辱めを受けず』の数百倍の「辱め」ではありませんか? 遺族の皆さんはよくもまあ、そんなことを承諾されましたね。
天皇国家時代の無能無責任軍人政治家としてそのまま凍結乾燥されて「英霊」となり、今上総理大臣の「参拝」をうける。まあ、町民農民、普通の庶民だったらとってもご先祖様に顔向けができない恥ずかしいことですか、さすが陸大主席を排出するような家系にはそうした『恥』の概念すらないのでしょうね。」
西岡先生(=医師免許保持者)様、ぜひよい機会ですから、東条英機のお孫様にお尋ねください。
「あなたのおじいさんは、
サイパン『玉砕』、バンザイ突撃、「棄民」「棄兵」の責任をどのようにお取りになりましたか?国民に対しての謝罪をなさいましたか? おじいさんの遺書なるものを何度読み返しても、無駄死に犬死にさせた兵・民に対する詫びの一言もありませんよ。軽薄なる戦争指導の誤りにたいする自己反省すらありませんよ。
そうして、なによりも、軍人としてのあるいは政治家としての、結果責任の言葉が何一つ無いのですよ。
もしそれが無いままに亡くなったのなら、東条英機さんご当人は『英霊』となった恥を当然感じていると思います。当然、日本人ならば。違いますか?
ご遺族の方はそれについて、どう思っているのですか? ふたたび世に出てきて故人の如何なる妄執を喧伝なされようとするのですか?」
ぜひとも、西岡昌紀先生様、お尋ねになってください。東条お孫様もみずからパブリックスピーチを、「東条お孫様」としてなされる以上、お答えになる責務はあろうかと思います。
後日、この件に関する東条お孫様の回答と、先生様の御所見をお聞かせいただければ幸いです。
2005年7月11日
不肖玉砕兵士兼犬死兵士の孫
木田貴常
(蛇足)
西岡昌紀先生様
『鈴木邦男さんが、左翼代表として、出席される予定です。』
これは、あなたのお医者様兼文筆業者としての御確信御所見に基づいて書かれたのですか?
それともホロコースト研究者間の定説として書かれたのですか?
興味深い表記なのでお尋ねします。
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