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ナチの核爆弾の図解??(エル・ムンド)
(写真はエル・ムンド紙に載せられた「ナチの核爆弾の図解」)
http://colt.cache.el-mundo.net/elmundo/imagenes/2005/06/02/1117721818_0.jpg
6月2日付(夜)のエル・ムンド紙(電子版)は次のような記事を掲載しました。全訳します。
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http://www.elmundo.es/elmundo/2005/06/02/internacional/1117721818.html
(El Mundo : 02/06/2005)
図解が発見される
ナチの核爆弾か?
マドリッド : 米国とドイツの歴史家グループが60年前のある図解を発見した。それは、ナチス・ドイツが核兵器の製造の方法を知っていたことを証明するかもしれない。
このドイツの核兵器の存在に対する唯一の「証拠文書」は、物理学者のReiner Karlsch と Mark Walkerによって雑誌'Physics World'に掲載されたものである。この雑誌の中で、ドイツかオーストリアの科学者によって実現されていたのかもしれない原子爆弾の計画が公表された。この絵に描かれた核兵器はプルトニウムによる核融合の構造であるのだが、この情報は同時にナチスの科学者たちが水素爆弾の理論に集中して作業をしていたことを明らかにしている。
このヒトラー・ドイツの核計画は「ウラニウム計画」と呼ばれ、1939年に開始され、原子炉、同位元素と核爆発物分離の分野での研究を目的としていた。数年間にわたり10名ほどのドイツで最優秀の物理学者がこの研究に携わったが、彼らの研究はそれ以降今に至るまで全く知られていない。およそ同じ時期に米国で、何百人の科学者が政府の命令でマンハッタン計画に携わった。それは1945年に日本にヒロシマとナガサキに米国が用いた原子爆弾へとつながった。
今回のこの図解の公表は、Reiner Karlschがある本を出版したわずか2、3ヶ月後に為されたものである。その本の中でKarlschは、ヒトラーは原子爆弾を手に入れていた、そして第2次世界大戦終了直前に核実験を行うまでになったと主張している。しかしその理論は世界中の大多数の学者から厳しい批判を受けた。
この科学者たち【Reiner Karlsch と Mark Walker:訳注】によれば、日付も署名も無いのだが、その図解はロシアのある資料の中から最近発見されたもので、ベルリンの物理学研究所に関するカイザーの書類【複数、意味不明:訳者】といっしょだった。入手された資料の中から、次のものがその論理の証拠とされる。Von Weizsäckerによって1941年のコペンハーゲン訪問の後で書かれた情報。同年のWeizsäckerによる特許の図。41年11月に認められた特許。1942年6月のHeisenbergの有名な公演の原稿。
この著者たちによると、この「ヒトラーの爆弾」に関するこの本【Reiner Karlschが書いた本:訳注】の出版後に、ある人物が彼らに核爆弾計画の草稿をもたらした。それは「終戦直後に作られたもの」であった。
【訳出終り】
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この記事だけでは良く分からないことが多いのですが、今後何かで詳しく発表されるかもしれません。この「図解」では何だかチャチすぎる気もしますし、単なるガゼネタの可能性もありますが、可能性が無いわけではないでしょう。
もっと詳しい情報を手に入れた方はお知らせください。