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北之朝鮮、イラン、シリア、スーダン、ベネズエラ
次の侵攻先はどこか?まあ、慌てこんで決定する必要もないのだろうが。
北之朝鮮はすぐに潰しては意味がない。拉致問題が何のトラブルもなく解決し、あれよあれよと北之朝鮮の民主化、朝鮮半島平和統一なんかしても軍需産業としては面白くもなんともない。
中国の表口北之朝鮮には経済制裁実行をすると発言してみせる(実際には中々実行に移さないのがミソ)。そして、裏口のウズベキスタン・キルギスでは暴動を起こす。たまらず、中露が会談す。しばらく、この動きを様子見するのもアメリカとしてはよかろう。
日中・日韓離反はある程度成功した。財界は主に従順な国民づくりのために「つくる会」を支持していたのであって、TORA氏のいう「海洋国家連合」に必ずしも賛成ではないだろう。好き好んで韓国・中国との対立を激化させたくはないはずだ。それ故反韓ナショナリズムが行き過ぎないための韓国ブームなのかも知れない。さらに自民党内では、河野らが小泉包囲網を築いている。アジア共同体構想は財界にとっては、捨てがたい選択肢であろう。無論、アメリカとの関係も維持したいが。
エジプトにとってのイスラエルの核は、日本にとっての北之朝鮮の核とは比べ物にならないくらいの脅威である。日本にとって北之朝鮮は経済的に貧しい子供であり、原子力の平和利用も日本の方がはるかに進んでいるが、エジプトにとってイスラエルは豊かな大人であり、NPTにすら加盟していないのである。更にイスラエルとエジプトの間には日本海はないのである。世界最強国アメリカと同盟関係にある日本にとって、核兵器はすでに保有しているようなものだ。日本が北之朝鮮の核に脅威を感じる以上に、北之朝鮮にとっては在日米軍の核が脅威である。イスラエルがイランの核に脅威を感じる以上に、イランにとってイスラエルの核は脅威である。世界最強国アメリカの同盟国日本が北・朝鮮に感じる以上のプレッシャーを第三世界はアメリカに対して感じていると思っている。彼らはアメリカの属国になれば、貧しさから脱却できない立場にあるので、「最後は史上最強の米軍とその核が頼り」という逃げ道がない。日本の政治家よりもはるかに死が傍らにある。
エジプトはイスラエル軍がシナイ半島に侵攻して、カイロの一歩手前まで迫ってきた時の恐怖を忘れないだろう。あの後、サダトはイスラエルと和平を結んで、アラブ連盟から追放されたのでしたね。