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国連安保理:
多国籍軍の駐留継続で合意 テロ激化受け
【ニューヨーク高橋弘司】国連安保理は31日、イラクの多国籍軍駐留問題を協議し、駐留継続で合意した。多国籍軍については昨年6月に採択された安保理決議1546で「採択から1年後に見直す」とされていた。武装勢力によるテロが依然、頻発していることを踏まえ、目立った反対もなく継続が決まった。
この日の安保理で、イラク移行政府のジバリ外相は「我々は今なお、政治プロセスの妨害を狙ったテロや暴力に直面している」として駐留継続を要請。テロにかかわる武装勢力の多くがシリア経由でイラクに流入していると非難、これを阻止するよう近隣国に呼びかけた。
また、多国籍軍の指揮権を持つ米国のパターソン国連代理大使は「撤退期限を特定することはできないが、必要以上に駐留を続けることはない」と強調、駐留継続決定が武装勢力を刺激することを懸念する仏などに配慮した。
決議1546は多国籍軍駐留について「新政府樹立に伴う政治プロセス終了をもって失効する」と規定しており、今後、移行政府の見直し要請がない限り、自衛隊を含め28カ国から派遣された多国籍軍の駐留は、新政府発足予定の今年12月末まで容認される。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20050601k0000e030029000c.html