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アンサール・アル・スンナ軍からの5月28日の声明を読んで。
日本人としての斉藤さんに対する戦士達の配慮ある対応について私は感謝の思いを表明致します。
厳しい戦闘状況下にも拘らず治療を施していただき、命を助けようと努力された事は誠にありがたい事と考えております。
侵略軍としての米軍に協力する傭兵としての彼の行動を私は全く評価致しません。
しかし、彼は私と同じく日本人であり、同胞であります。思想・信条は異なっても同胞なのであり、それ故に彼の運命の幸いである事を願うのです。
貴方達戦士達が斉藤さんに対し他の侵略国家の兵士達と同じ扱いをせず、いきなり銃撃することなく、寛容な態度を取られた事を我々日本人は忘れてはならないでしょう。
この事は、我が国が第二次大戦後に9条を柱とする平和憲法を放棄せずに守ってきた事によりもたらされている大いなる御守なのであります。
9条に少しでも手を加えて改憲を少しでも行なえば、御守の堤防は崩れ、米国軍国主義の濁流は命と生活を押し流してしまうでしょう。
イラクに自衛隊を派遣し、イラク人民から憎しみを受けているにも拘らず、自衛隊員達は狙撃・爆弾攻撃を受けることなく、傭兵の斉藤さんですら即射殺を免れているのです。
これは平和憲法のお陰であり、平和憲法が守ってくれているのです。
日本人はこの事をよく認識しなければならない。
イラク人は日本に軍国主義国家になって欲しくはない。
そうであるからこそ、自衛隊員にも斉藤さんにも攻撃を控えているのです。
日本人は、イラク人民と抵抗勢力に対し、平和憲法を守りきることによって軍国化を阻止し、売国政治家と政党から権力を取り上げなければならない。
チャイナも韓国も我が国の軍国化を恐れている。
我が国は今や、アジアでの最大の不安定要因である。テロ国家の最大の協力国家である。
チャイナや韓国の歴史認識の違いが「現在の問題」なのではなく、今の我が国の行いが「現在の問題」なのである。我が国が不安定要因でなければ彼らも文句を言っては来ないのだ。
斉藤さんは、今生の仕事は終わりました。厳しい人生でしたが、幸福な運命の再生を同胞の一人として願うものです。
イスラム抵抗戦士達に解放の戦果がもたらされる事を願っております。
貴方達に次の言葉を伝えたい。
「宇宙の秩序は安定の正しさを求められる。汚れの浄化を目指される。」
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