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(回答先: イスラエル・ニュース 5/27 投稿者 愚民党 日時 2005 年 6 月 01 日 02:46:35)
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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(22日)北部国境地帯でまた銃撃戦
★(23日)相次ぐチーフラビの不祥事
★(24日)「予算隠し」に教師が反発
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2005年5月22日（日）
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＊北部国境地帯でまた銃撃戦。羊飼いが羊の群れを追って国境を侵犯し
ようとしたため、国防軍が行った威嚇射撃がきっかけ。羊飼いによる
挑発はヒズボラの常套手段だと国防軍関係者は語った。(H,P,7)
＊自治政府のアッバス議長が昨日、シャルムエルシェイクでエジプトの
ムバラク大統領と会談。ガザの入植地に対する砲撃を停止することで
武装組織と合意したことを明らかにした。(H,7)
＊東エルサレムのパレスチナ系アルクッズ大学のヌセイベ学長が、英国
大学によるイスラエルボイコットを非難する声明を発表。学問の世界
では相互理解が基本だとする内容。(H,P)
＊ガザの入植地クファルダロムに迫撃砲や対戦車ロケット砲などを使っ
た組織的な攻撃。武装勢力３人のうち１人が射殺され、他は負傷して
逃走した。入植地の建物などに被害が出た。(P)
＊国防軍がガザ入植地からの武器回収を延期。パレスチナからの攻撃が
続く中、武器を回収して自衛手段を奪えば入植者との信頼関係が崩れ
るとの判断による。(H)
＊イスラエルの女優、ハナ・ラスロさんがカンヌ映画祭で最優秀女優賞
を獲得。アモス・ギタイ監督の映画での演技が評価された。(H,P)
＊ヘルモン山麓にあるフラの谷で金曜、大規模な草原の火事があり７平
方キロが焼けた。放火と見られており、警察が原因を調べている。(P)
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2005年5月23日（月）
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＊訪米中のシャロン首相がニューヨークでユダヤ人指導者たちに演説し
たところ、ガザ撤退計画に反対するグループが激しいヤジで妨害。し
かし、他の聴衆はガザ撤退計画を支持した。(H,P,I,7)
＊教育省が予算削減のため４５００人の教師解雇を進める一方で、財務
省から秘密裏に４億シケルの追加予算を得る約束を得ていたことが判
明。財務省もこの約束の存在を確認した。(H)
＊木曜日に米国で予定されているアッバス議長とブッシュ大統領の会談
を前に、米国政府はアッバス議長に対する支援策を検討中。議長は和
平行程表実施に向け、更なる約束を求めている。(H,I)
＊アシュケナジのチーフラビ、メツゲル師を詐欺や背信などの容疑で警
察が書類送検。セファラディのチーフラビに続く不祥事で、両チーフ
ラビの辞任を求める声が国会議員の間で高まっている。(H)
＊中東諸国を歴訪中のブッシュ大統領夫人がイスラエルを訪問。イスラ
エルの閣僚夫人らの歓迎を受けた。しかし、スパイ罪により米国で今
も服役中のポラード氏の釈放を求めるデモもあった。(H,I)
＊西岸地区のナブラス付近の検問所で爆弾を巻いた１４歳の少年を国防
軍が逮捕。爆弾を運んだり、自爆を試みたりしたため逮捕されたパレ
スチナ人少年は、今年の初めからで、すでに５０人に達した。(P,I)
＊イスラエルがレバノン南部から撤退して５年。国防軍と共に戦い、戦
死した南レバノン軍の兵士１２００名を追悼する式典が行われた。(P)
＊ガザ撤退の妨害行為で拘束中の高校生に獄中受験を認めると教育省が
決定。しかし、手続き妨害のため住所氏名の確認を拒否している学生
には、受験は認められない。(P)
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2005年5月24日（火）
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＊教育省が追加予算の約束を隠していたことに教師が反発。２４時間以
内に解雇中止を決めなければ裁判に訴える方針を表明した。「交渉の
カードを残しておくためだった」と教育相は語っている。(H,P)
＊米国のＡＩＰＡＣの会議でライス国務長官が中東民主化について演説。
自治政府はテロ組織を解体すべきだと語った。シャロン首相も演説し、
ガザ撤退はあくまで予定通りに行う方針を表明する予定。(H,P)
＊比例代表の割合をめぐり、パレスチナ議会とアッバス議長の調整がつ
かないため、選挙を予定通り７月１７日に行うのは不可能だと選挙管
理委員会がアッバス議長に報告。(H)
＊ホロコースト生存者の残した銀行預金３５００万シケルを人道援助の
形で政府に支払うと、イスラエルのレウミ銀行が発表。今年１月に調
査委員会が出した結論にもとづくもの。(H)
＊予算が削減されたので無料で授業を行ったシドニー大の音楽教師の話
が公立学校の英語入試問題に。教育省は独立機関の作成した問題であ
り、他意はないと説明したが、教師らは反発を強めている。(H)
＊モファズ国防相が昨夜、自治政府のユセフ内相と会談。ガザ撤退など
について協議した。また、自治警察が約束どおりにテロリストの武装
解除を行っていない問題も議論された。(P)
＊入植地指導者が入植者に政府との接触を禁止しているため、撤退交渉
が進まないと政府の担当者が国会で報告。シャロム外相は入植者の家
屋をパレスチナに引き渡す場合の問題点を指摘した。(P)
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［情報源略号表］
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ７ http://www.israelnationalnews.com/
I=イスラエル・トゥデイ http://www.harvesttime.tv/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
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発行：「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集：石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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