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自民党首脳がA級戦犯分祀を期待発言で小泉失態となるか
東条英機の娘は、分祀を希望している。私は、彼女と直接会って話したことがある。控え目で、いわゆる「躾の良い」戦前型であった。
政治的に利用されることを嫌っているのである。
://www.sankei.co.jp/news/morning/30pol001.htm
平成17(2005)年5月30日[月]
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A級戦犯分祀を期待 中川国対委員長 与謝野氏も解決策に賛意
自民党の中川秀直国対委員長は二十九日、フジテレビの「報道2001」に出演し、小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題に関連し、神社と遺族の自発的な協議によるA級戦犯分祀(ぶんし)に強い期待感を示すとともに、首相が「私人」として参拝することで、中国側の理解を得たいとの考えを明らかにした。また、与謝野馨政調会長も同日、A級戦犯の分祀案に賛意を示した。幹部の相次ぐ発言で、今後、党内で分祀を求める声が勢いを増す可能性もある。
中川氏は「ご遺族と神社側が話し合い、戦後六十年の賢明な判断として分祀という形でやった方がいい」と述べるとともに、分祀が実現すれば、中国は日本の常任理事国入りに反対しないとの見通しを示した。
さらに中川氏は、首相が国会で、「首相の職務として参拝しているものではない」などと答弁したことを指摘、「(私人の資格で参拝した)鈴木善幸元首相当時の状態に戻すという首相の意思表示だ。鈴木元首相の時代に中国が抗議しなかったのは一つの手掛かりだ」と述べ、私人としての参拝で中国の理解を得たい考えを示した。
一方、与謝野氏は、同日のテレビ朝日の討論番組で、靖国参拝に関連し、「政治は現実的な解決をいつも考えるべきだ。日本と中国に実際に起きている問題を両方が満足感を得られる解決が必要だ」と強調。
そのうえで、安倍晋三幹事長代理らが「内政干渉」と、中国の対応に反発していることについて、「靖国は、純粋な内政問題とは違う」と述べるとともに、解決策としてのA級戦犯の分祀案について「正しいと思う」と語った。ただ、「党執行部は小泉首相の選択を全面的に支持する立場にある」とも述べた。
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A級戦犯分祀 極東軍事裁判は「A級戦犯」として28人を起訴、昭和53年、靖国神社はこのうち14人を合祀した。その後、大平正芳首相が3回、鈴木善幸首相が8回参拝。中国側が抗議したのは60年の中曽根康弘首相による公式参拝が初めて。分祀は、中曽根氏が在任中から遺族の意向を聞くなど検討を始め、その後も側近を使って神社に打診。平成11年には野中広務官房長官が分祀と靖国神社の特殊法人化を提起した。13年7月には、山崎拓幹事長が唐家●外相に分祀を提案し、その後も主張している。靖国神社は昨年3月、「仮にすべてのご遺族が賛成されるようなことがあるとしても、分祀することはありえない」との見解を発表した。(肩書は当時)