★阿修羅♪ > 戦争70 > 841.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
以下引用
イラク移行政府、バグダッドで大規模掃討作戦を開始
【カイロ=岡本道郎】イラク移行政府は29日、首都バグダッドで国軍4万人を動員し、過去最大規模の武装勢力掃討作戦「バルク(稲妻)作戦」を開始した。4月末の移行政府発足以降の治安悪化を受けたジャアファリ政権初の本格的治安対策で、テロ鎮静化につながるかどうかが注目される。
作戦は、市外との交通を事実上封鎖、市内にも約670の検問所を設置して、首都全域で細分化した区域ごとに家宅捜索などを実施する。政府報道官は同日の記者会見で、既に500人を逮捕、数軒の家で武器が隠されているのが見つかったことを明らかにした。
これに対し、武装勢力側は同日、バグダッド南の検問所で、車爆弾を使った自爆テロを仕掛け、イラク兵9人を死亡させるなど攻撃の手を緩めていない。
一方、市民の間では、家宅捜索強化に対する懸念も出ている。特にスンニ派住民の不安は強く、本紙通信員によると、作戦前夜の28日、首都中心部に近いシーア、スンニ両派住民混住地域カーデシーヤ地区で家宅捜索したシーア派主体の国軍兵士は同派住民の家はほとんど立ち入らず、もっぱらスンニ派住民の家を徹底捜索したとの証言もあり、今回作戦が逆に両派間の相互不信に拍車をかけるのではないかと声もある。
(読売新聞) - 5月30日0時4分更新
引用ここまで URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050529-00000114-yom-int
コメント 「掃討作戦」の倫理性が早くも疑われる事態となっているようです。
そもそも、民兵が強力なお国柄で、一般家庭にも広く銃が普及しているようなイラクでの「家宅捜索」で、500人を拘束してわずかに数軒しか武器を発見できないとは、単なるスンナ派住民の弾圧が目的ではないかと勘繰ってしまいます。