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NHKBS1(衛星放送)がBBCが制作した番組”The Power of Nightmares”を6月5日(日)から放送する。
なかなかの大作です。華氏911が隠蔽したネオコンやアルカイダの胡散臭さをかなり詳しく検証しています。まず、日本メディアで始めて深層に近づいた番組であることは間違です。
政治家に口利きしして潰される前に皆さんにお知らせます。(笑)
▼「テロとの戦い」の真相 第1回 イスラム過激派の誕生 6月5日(日) 後10:10〜10:59
「テロとの戦い」の真相 3回シリーズ(仮)
対テロ戦争で激突する米国のネオコンと中東のイスラム過激派。2つの政治集団は同じ1950年代に誕生し、人々の心に恐怖を植え附けて権力を握るという戦略も共通している。両者の歴史をたどることで現在の国際政治の核心に迫ろうとするイギリスBBCの3回シリーズ。ゴルバチョフ元ソ連大統領やネオコンのリーダーの一人リチャード・パール、さらにビン・ラディンをよく知るイスラム武装勢力のリーダーの証言をもとに、現在の「対テロ戦争」は2つのグループが生み出した「恐怖の幻想」の産物ではないかと問いかける。
The Power of Nightmares (原題)
制作:イギリス/2004年
イスラム過激派の元祖はエジプト出身のクトゥブである。彼は50年代のアメリカに留学中、退廃した社会を見たクトゥブは腐敗を世界に垂れ流すアメリカを敵視する思想を持つに至る。クトゥブはナセル政権の親米路線に反発。反体制青年団を組織し、66年に処刑された。そのクトゥブの思想を引き継いだ人物こそはビン・ラディンの側近ザワヒリであった。同じ50年代アメリカにネオコンの源流を築いた人物はレオ・シュトラウス。彼は米国が自由と民主主義を維持するには人心を統合する「神話」が必要だと考えた。その神話とは、「アメリカこそは世界から悪を追放できるただ一つの国」というもの。その最初のターゲットはソ連だった。
▼第二回「テロとの戦い」の真相 第2回 ビン・ラディンの実力 6月5日(日) 後11:10〜11:59
79年に始まったソビエトのアフガニスタン介入を、ネオコンとイスラム過激派は共に戦った。そしてソビエトはアフガンから撤退後の90年崩壊する。ネオコンもイスラム過激派も「ソ連崩壊はアフガンの勝利が引き起こした」と実態と異なる宣伝を行いさらに勢力を拡大する。イスラム過激派の内部ではビン・ラディンは資金提供を行うのみで、クトの弟子ザワヒリが主導権を握った。90年代半ば、イスラム過激派はアルジェリア・エジプトでテロを通してイスラム政権の樹立を図るが敗北、新たな敵をアメリカに求めていく。一方、ネオコンはクリントンのスキャンダルを誇張するメディア戦略を展開、政権を奪取する。
▼第三回 「テロとの戦い」の真相 最終回 作られた恐怖 6月6日(月) 前0:10〜0:59(5日深夜)
2001年1月、ケニアとタンザニアでの同時米大使館爆破事件の公判がニューヨークで開かれていた。この法廷で一人のアラブ系証人が「アルカイダ」という言葉を発した。米当局は、テロ組織に「顔」を必要としていたため、この「アルカイダ」という言葉に飛びついた。さらに同時多発テロ以降、FBIが存在しない「アルカイダ」の地下組織を摘発すると称して冤罪事件を繰り返していると、検挙されたアラブ系アメリカ人の弁護士が語る。ディズニーランドでの単なる観光ビデオが「爆破の下見ビデオ」とされ子供の落書きが「トルコ米軍基地爆破の暗号」とされ裁判に提出されているのだという。
http://www.nhk.or.jp/bs/wdoc/
▼The Power of Nightmares: Baby It's Cold Outside(BBC)
http://news.bbc.co.uk/1/hi/programmes/3755686.stm
▼阿修羅の皆様にはNHKよりいち早く見てください(英語ですけど)
The Power of Nightmares - Part I
http://www.informationclearinghouse.info/video1037.htm
The Power of Nightmares Part II
http://www.informationclearinghouse.info/video1038.htm