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http://www.asahi.com/international/update/0529/001.html?t5
情報提供者「仕切り直し」 通行料25万ドルをゲリラに
2005年05月29日01時29分
フィリピン南部のミンダナオ島で旧日本軍兵士とみられる2人が生存しているとされる情報について、現地入りした在マニラ日本大使館職員は28日、「情報提供者とは連絡が取れているが、2人の情報は何も得られていない」と話した。一方、この情報提供者は同日、朝日新聞の電話取材に応じ、体調が悪いため29日にはマニラに戻り、2人の帰国を巡る交渉はそれ以降になると語った。
情報提供者はフィリピン在住の50代後半の日本人男性。29日には厚生労働省職員が現地入りする予定だが、男性はマニラで2日ほど検査入院する予定と言い、「その後、ジェネラルサントスへ戻ってくる。話はそれから仕切り直しだ」と語った。
男性によると、自分が経営する会社の日本語ができるフィリピン人社員がジェネラルサントス近郊の山中で2人と会った。男性は2人に直接会ったことはないが、2人の日本語が極めて堪能だったとの報告から、旧日本兵と確信したという。
2人が住む地域は反政府ゲリラの勢力範囲。男性は、ゲリラ側に2人の通行料として25万ドル(約2600万円)を支払ったという。28日夕には、ゲリラ側から社員に、男性の車以外は通行を許可せず、外務省やメディアなどの車が来たらすべて拉致すると警告するメールが届いたという。
また男性は「本当なら3日前には解決していた話なのに、こじれたのは外務省が漏らし、報道陣が大勢来たためだ」と強調した。日本から報道陣が来たのを知ったゲリラ側が通行料を5倍にはねあげ、通行のための交渉が難航したという。
男性は、フィリピンの貿易会社など世界に100社を経営しているという。