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http://www.asahi.com/international/update/0527/010.html?t
コーラン「取り扱い不備」5件 米国防総省が調査結果
2005年05月27日11時58分
キューバにある米グアンタナモ基地の収容者がイスラム教の聖典コーランを冒涜(ぼうとく)されたと主張している問題で、同基地のフード司令官(准将)は26日、米国防総省で会見し、コーランの取り扱いで計5件の不備があったと発表した。
同司令官は米誌ニューズウィークが「コーランを米兵がトイレに流した」と報じ、その後撤回した件については「信じるに足る証拠は見つからなかった」と説明した。
しかし、過去の文書約3万1000件を調べたところ、コーランの冒涜に関する訴えは計13件あり、うち5件について取り扱いに不備があったとの見方を示した。監視兵によるものが4件、取調官によるものが1件としている。
5件の不備については、コーランの冒涜は一切なかったとするこれまでの説明と矛盾する。不備の具体的な内容は「捜査中」を理由に公表していない。
コメント:当の米軍(国防総省)自体が認めたことで、結果的にニューズウィークが報じた内容で「グアンタナモでコーランを冒涜する行為があった」ことは正しかったことが証明された。
さて、今後グアンタナモでの収容者の待遇改善や情報公開への圧力が高まるのは当然としても、NWを口汚くののしり、「コーランを冒涜した事実はない」とさんざんウソの発表を繰り返してきたマクレラン報道官の個人責任も追及されなければならないだろう。