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05/22 14:53 TV放映中止など妨害続く ウズベク、強まる言論統制
【タシケント22日共同】ウズベキスタンでは東部アンディジャ
ンで反政府暴動が起きた十三日以降、事件を伝えるニュース番組の
放映中止などの妨害が続いているほか、カリモフ大統領への忠誠を
誓わせる思想教育が大学で行われるなど言論統制が一段と強まって
いる。
外交筋は「大統領が新たな反政府活動の発生を相当恐れている証
拠で、独裁政権の末期症状の表れ」と分析している。
情報筋によると、タシケント市で十三日、英BBC放送など欧米
系ニュース番組の放映が突然中止された。市内のホテルでも米CN
Nテレビのアンディジャン関連ニュースの映像と音声がしばしば途
切れ「政府による意図的な妨害」(同筋)が続いている。
さらに反政府報道を続ける地元メディア「フェルナガ・ル」のウ
ェブサイトへの接続が困難になっている上、携帯電話で「アンディ
ジャン」と言った途端に電話が切れたなどの地元記者の証言があり
、盗聴の可能性も高い。
法務省が管轄するタシケントの法律大学は暴動後、学生を急きょ
招集。教授陣が「(政府軍が市民多数を殺害したとの)外国メディ
アの報道は誤りで(反政府勢力の仕業との)カリモフ大統領の説明
が真実」と強調、大統領への忠誠を誓うよう諭したという。
またアジモフ副首相は二十一日、大統領が事件後開いた記者会見
の内容に沿って報道するよう国内メディアに通達した。
20050522 1702
[2005-05-22-14:53]