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-------- 2005/5/20 日刊ゲンダイより
自衛隊員の自殺が止まらない
2004年度は過去最悪の94人
一般会社の2倍のペース
自衛官の自殺が止まらない。
2004年度の自殺者数は前年から20人近く増え、
94人に上がったことが防衛庁の統計資料で明らかになった。
これは過去最高だった2002年度の78人を上回る。
この資料を入手した社民党の阿部知子衆議院議員が言う。
「日本全体と自衛隊の自殺者率(10万人当たりの自殺者数)を比較すると、
いかに退院の自殺が多いかがハッキリします・
日本全体の自殺率は27.0人ですが、自衛隊はなんと37.6人です。
しかも自衛隊の自殺率には、日本全体では3分の1を占める60歳以上が含まれません。
それを考えると、自衛隊では一般社会の2倍くらい自殺者を出していることになります」
9・11のテロ以降、小泉首相は米国に望まれるまま自衛隊を海外に派兵してきた。
陸自はサマワ、海自はインド洋、空自はクェートという具合だ。
これが隊員を苦しめているとみられている。
「米軍の後方支援は自衛隊の本来の任務ではありません。
小泉内閣がなし崩しにやってきたことで、
国民の理解も得られていない。
そのため、海外任務をしている隊員は、『一体、誰の為に働いているのか』と悩み、
達成感を得られないでいるのです。
それでいて、任務はハード。
例えばインド洋の海自隊員は陸自と違って息抜きの場所がない上、
2001年11月あら長期間に及んでいるため、3回目、4回目の派遣という隊員が多い。
ストレスは半端じゃないでしょう」(軍事ジャーナリスト・世良光弘氏)
もともと階級社会、閉鎖社会の自衛隊にはイジメが多い。
憂さ晴らしうに過ぎないのに、教育とか、訓練とか言われると若い隊員は逆らえない。
意味も無くぶん殴られるのは日常茶飯事だ。
上官に勝手に預金を下ろされたり、
消費者金融でカネを借りてくるよう命じられて巻き上げられたケースもあるという。
これじゃ、やってられないか。
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