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イラク駐留米軍、基地を4個所に集約計画…米紙報道
【ワシントン支局】22日付の米紙ワシントン・ポストは、米政府がイラクの米軍の駐留長期化をにらみ、イラク国内約100か所に点在する基地を、4か所の空軍基地に集約する計画を作成したと報じた。
4か所には、宿舎や管理棟などを本格的に建設し、迫撃砲の攻撃にも耐えられるようコンクリート製の堅固な造りにするという。同紙は、この計画は、今後、少なくとも数年はイラク駐留が続くという米軍当局の判断を反映したものだと分析している。
同紙によると、米軍は現在、同国内の106か所に駐留している。規模は、バグダッド空港近くで駐留軍本部のある広大なキャンプ・ビクトリーから、500人程度の監視所まで大小様々だ。
計画では、イラク国内を4地域に分け、それぞれに大規模な空軍基地を整備する。候補地として、南部がサマワ近郊のタリル、西部がアルアサド、中部がバラド、北部はアルビルもしくはカイヤーラの各基地が有力視されているという。
計画作成に関与した複数の米軍当局者は同紙に対し、集約化計画は、13万8000人規模の米軍が順次撤退してイラク軍や警察に施設を明け渡すためであり、駐留を恒久化する意図はないと説明した。
ただ、米軍が撤退する前提条件となるイラク軍や警察の訓練は予定通りには進んでおらず、治安維持を肩代わりできる状態からはほど遠い。相変わらずやまない武装勢力のテロ攻撃とあいまって、米軍の撤退時期はめどが立たない状況が続いている。
(読売新聞) - 5月22日20時18分更新
引用ここまで URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050522-00000212-yom-int