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05/20 16:16 「神の国」樹立が目標 イスラム解放党員と会見
【カラス(キルギス南部)20日共同】ウズベキスタン東部の反
政府暴動への関与が指摘されたイスラム原理主義組織ヒズブアッタ
ハリル(イスラム解放党)のメンバーが二十日までに共同通信と会
見し、暴動への関与を否定、非暴力的手段によるイスラム国家「神
の国」樹立などの目標を語った。
会見に応じたのはキルギス南部カラスで商業を営むウズベク人、
アイユプ・マシュラブ氏(31)。ウズベクのカリモフ大統領は、
ヒズブアッタハリルの分派アクラミヤが暴動を扇動したと主張して
いるが、マシュラブ氏は「虐殺者カリモフがわれわれに罪を着せよ
うとしているだけ。アクラミヤとは何の関係もない」と述べた。
マシュラブ氏は「米国や日本など一部の人々が快適な生活をし、
多くのイスラム教徒が貧しい生活を強いられているのは不公平だ」
と述べ、「この世は神が創造したのであり、神の法に従わなければ
ならない」と主張。
ウズベク暴動についても「原因はカリモフにあるのではなく、社
会のシステム自体にある」と強調し、イスラム教の聖典コーランの
教えに基づいたイスラム文明の確立が必要だと述べた。
「神の国」創造については「平和的手段のみに訴える」とし、党
員数や指導部の構成などについては明らかにしなかった。
ヒズブアッタハリルは暴動が起きたウズベク東部やキルギス南部
を含むフェルガナ盆地が拠点。中央アジア一帯でのイスラム国家樹
立を目指してテロ行為を繰り返しているとしてウズベク、キルギス
などで非合法化されている。
20050520 1616
[2005-05-20-16:16]