★阿修羅♪ > 戦争70 > 571.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
以下引用
2005年5月21日(土) 午前10時54分
Subject: モザンビークで訓練された大型ネズミが地雷探知装置や犬よりも有効
アバターとは?
モザンビークで訓練された大型ネズミが地雷探知装置や犬よりも有効
世界に1億個以上が埋設され(国連データベース)毎年2万人を越える犠牲者が出ているとされる地雷の除去に世界が取り組んでいるが、なかなか決定打が無い。ところが、モザンビークで大型ネズミがこの分野で活躍し始めたと、18日付のロンドンで発行するニュース・サイト、ミドル・イースト・オンライン(アラビア語版)が報じた。------- その嫌悪感を抱かせる姿や(病原菌を拡散する)危険性のために評判の悪いネズミが人類の命を救うことになるかも知れない。だがこのことを知る者は専門家など極僅かだ。アフリカの一角、モザンビークで現在それが実現しつつある。 ある日の日の出前、モザンビークの首都マブトの北方約800キロの小都市フィランクルの中心部から車で15分走ると除去作業を待つ地雷原が現れる。小さな籠に4匹の大きなネズミが入っている。日の出と共に訓練師がこのネズミ「ロータ」を籠から取り出し、ネズミの周囲に小さなバンドを巻きつけた。 実際奇妙な光景だ。地雷除去の専門家2人が対地雷防御服に身を包んでいる。一人は紐を自分の左足とネズミに結んだ。ネズミは、全神経を集中して草むらに鼻を突っ込み地面を嗅ぎまわりながら、10メートル離れた場所に居る別の専門家に向かって進む。突然ネズミは立ち止まり、地面を掻き始め穴を掘ろうとする。ここで訓練士はネズミの「ロータ」が地雷を発見したことを知る。直ちに3人目の人物が、その場所の周囲にに印を付ける。後から地雷除去装置を使って地雷を引き出し、信管を除去するためだ。 地雷の除去作業は、非常に困難かつ危険で費用が掛かるもので、これまでは専門家や犬、装置類が動員されてきた。地雷の探査、除去装置は平坦地でしか効果的に使えないが、ネズミは最近、地雷を発見する非常に有効な手段であることが判明した。 装置設計の専門家のベルギー人技師、バート・フィトギンズ(発音不確か)氏がこの問題の功労者である。氏は、デスクワークを好まず、人生行路を変更し、子供の頃から慣れていたネズミの飼育に生活の基盤を置いた。 嗅覚を利用して地雷探知させるために、米国人たちがモンゴル砂漠のネズミの脳に電極を付け、実験をしているのを見たフィトギンズ氏は、ネズミの頭部に何も付けないで、この方法を改良することを思いついた。 氏は直ちに辞職し、研究を始めた。研究は何年も掛かったが、生物学の専門家たちの助力を得て、方法を改良し、遂に巨大なガンビア・ネズミの一種を訓練することに成功したのだ。 地雷探知の分野でネズミは、訓練された犬よりも遥かに勝っている。嗅覚の点では犬と同等か恐らく犬に勝る。また犬に比べて飼育費が1割に過ぎない。食餌量は少なく、繁殖率は高く、移動や世話が容易だ。周囲の環境に適合し、複数の人間が訓練することも可能だ。軽量なので地雷を踏んで爆発することも無い。 このネズミは約1キロ半の体重があり、小さな猫くらいの大きさだ。長期間体内に食糧を貯蔵できる。尻尾は白濁色で、腹部は淡色であるのが人目を引く。 地雷を発見するとご褒美にバナナや落花生が与えられる。実験の結果、空腹だと仕事に完全に集中し、100平方メートルの面積を探知するのに約30分掛かることが分かった。見落としを避けるために、訓練士は2−3匹のネズミを同じ場所で使う。 地雷探知装置は小さな金属にも反応するので、地中に多数の金属片があると除去作業が困難だが、これまでのところ、このネズミは地雷の発見で無類の成功をしてきた。 フィトギンズ氏と仲間たちが設立した「対人地雷除去・撲滅方法改良機構」は、ベルギー政府や欧州連合、その他の助成組織から支援を得ており、ネズミの訓練実験が始められたタンザニア大学と深い協力関係にある。また近くこのネズミをスーダンでも使う計画がある。http://www.middle-east-online.com/?id=30890******トリフや麻薬探知にも使えないだろうか?アラブの声ML 齊藤力二朗http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/
引用ここまで URL http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/591