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イラクのイスラム教シーア派反米指導者サドル師派の聖職者サディク・エサウィ師は、陸上自衛隊が駐留する南部サマワで20日行われた金曜礼拝で、米国に協力するイラク人を「イラク人だけでなく、イスラム教徒全体に対する裏切り者だ」と厳しく批判した。
米軍によるイスラム教の聖典コーランに対する「冒涜(ぼうとく)」が報じられた問題については、冒涜行為が実際にあったとの立場から「イスラムに対する(キリスト教の)十字軍の戦いだ」と指摘。ローマ法王ベネディクト16世が4月の就任式でユダヤ教徒との対話を呼び掛けたことについても「イスラム教徒とは協力できないという意味だ」と批判した。
(共同)
(05/20 23:36)
http://www.sankei.co.jp/news/050520/kok099.htm